ちくま新書<br> 渡来人とは誰か―海を行き交う考古学

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

ちくま新書
渡来人とは誰か―海を行き交う考古学

  • ウェブストアに5冊在庫がございます。(2025年08月25日 19時30分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 368p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076939
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

日本史の常識をひっくり返す!



外交の使者のみが倭へ来たのか

鉄器の生産や馬の使用の源流とは

日本列島の土器が朝鮮半島でみつかる理由とは

海を渡ったのは本当は誰だったのか



今から1600年ほど前、倭の王権と各地の有力者は、競い合いながら朝鮮半島と交渉を重ね、みずからの治める地に渡来人を招き寄せていた。

海を越えて倭にたどりついた渡来人は、訪れた地で地元の民と共生しながら、乗馬の風習、鉄器や須恵器の生産、漢字の使用など、多様な技術と文化を伝えた。

一方、朝鮮半島に渡った倭人もおり、そこに定住するなど盛んな交流がなされていた。

こうした渡来人の姿から、古代の相互交流の実像にせまる。


【目次】

序章 海を越えて移動、移住する



第一章 古墳時代の日朝関係

1 韓と倭――三世紀後半まで

2 王権間の通交――四世紀

3 関係の多角化――五世紀前半

4 緊迫する情勢――五世紀後半

5 社会の興亡――六世紀、加耶の滅亡まで



第二章 朝鮮半島から倭に渡る

1 渡来人とは誰か

2 倭に渡り来る

3 担った仕事、もたらした文化

4 ともに暮らす



第三章 渡海した倭の人びとを訪ねて

1 旅立ちの前に

2 加耶の海域

3 栄山江流域社会へむかう

4 西海岸をつたって百済まで

5 旅路で出会った倭の人びと



終章 名もなき者たちの日朝関係

内容説明

今から一六〇〇年ほど前、倭の王権と各地の有力者は、競い合いながら朝鮮半島と交渉を重ね、みずからの治める地に渡来人を招き寄せていた。海を越えて倭にたどりついた渡来人は、訪れた地で地元の民と共生しながら、乗馬の風習、鉄器や須恵器の生産、漢字の使用など、多様な技術と文化を伝えた。一方、朝鮮半島に渡った倭人もおり、そこに定住するなど盛んな交流がなされていた。こうした渡来人の姿から、古代の相互交流の実像にせまる。

目次

序章 海を越えて移動、移住する
第一章 古墳時代の日朝関係(韓と倭―三世紀後半まで;王権間の通交―四世紀;関係の多角化―五世紀前半;緊張する情勢―五世紀後半;社会の興亡―六世紀、加耶の滅亡まで)
第二章 朝鮮半島から倭に渡る(渡来人とは誰か;倭に渡り来る;担った仕事、もたらした文化;ともに暮らす)
第三章 渡海した倭の人びとを訪ねて(旅立ちの前に;加耶の海域;栄山江流域社会へむかう;西海岸をちたって百済まで;旅路で出会った倭の人びと)
終章 名もなき者たちの日朝関係

著者等紹介

高田貫太[タカタカンタ]
1975年福島県生まれ。99年、岡山大学大学院文学研究科史学専攻修士課程修了。2005年、大韓民国慶北大学校考古人類学科博士課程修了。文学博士。現在、国立歴史民俗博物館教授・総合研究大学院大学教授。専門は日朝関係史の考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

17
朝鮮半島から倭にやって来た人々と、逆に倭から朝鮮半島にやって来た人々の諸相を考古学の成果から辿っていくという内容。出土物などからはそれぞれがそれぞれの地域社会に溶け込んでいき、地元の人間も彼らがもたらしたものを受け入れていったことがうかがえるようだ。朝鮮半島の前方後円墳の評価など、内容的には著者のこれまでの一般書とかぶる部分がある。「帰化人」の存在が政治的に扱われる今の日本で読まれるべき本かもしれない。2025/08/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22762495
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品