ちくま新書<br> 新しいリベラル―大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

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ちくま新書
新しいリベラル―大規模調査から見えてきた「隠れた多数派」

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076922
  • NDC分類 311.21
  • Cコード C0236

出版社内容情報

「新しい」政治が始まる!?



実は日本には「新しいリベラル」と言いうる人々が存在することが、7000人を対象とする社会調査から浮かび上がってきた。

この人たちが求めるのは、私たちの「成長」をサポートする政治だ。



「新しいリベラル」は最多数派を占めるのに、これまで見落とされてきたのはなぜか? 「従来型リベラル」や保守層など他の社会集団と比較しながら、「新しいリベラル」が日本政治に与えるインパクトと可能性を示す。



「新しいリベラル」の実像と可能性を明らかにした、初めての書!

内容説明

リベラルの衰退が著しい。もはやリベラルに未来はないのか?実は日本には「新しいリベラル」と言いうる人々が存在する。7000人を対象とする社会調査から、この事実が浮かび上がってきた。しかも、人間の「成長」に希望を見出すこの人たちは、最多数派を占める。にもかかわらず、これまで見落とされてきたのはなぜか?従来型のリベラルや保守層など他の社会集団と比較しながら、「新しいリベラル」が日本政治に与えるインパクトと可能性を示す!

目次

第1部 これまでのリベラル(衰退しつつあるリベラル?;「保守vsリベラル」はどこまで有効か?;旧リベラルとは何か?;旧リベラルの「根幹」と「枝葉」)
第2部 新しいリベラルの全体像(その理論と思想;それはどんな人たちか?;新しいリベラルを取り巻く五つのグループ;新しいリベラルの政治参加;新しいリベラルが作り出す「新しい」政治)

著者等紹介

橋本努[ハシモトツトム]
1967年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得退学。博士(学術)。現在、北海道大学大学院経済学研究科教授。シノドス国際社会動向研究所所長。社会経済学、社会哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

29
7000人を対象とする社会調査から浮かび上がってきた日本の「新しいリベラル」と言いうる人々。その実像と可能性を明らかにする1冊。これまでのリベラルが人々の支持を失い、リベラルな価値が保守に取り込まれ勢いを失いつつある中、見えにくくなった従来のリベラルの存在。旧リベラルの流れや思想を改めて明らかにしていく一方で、台頭してきた再分配ではなく社会的投資型の社会福祉政策を期待して戦後民主主義にコミットしない、子育て世代を中心としたグループの影響力は確かに興味深かったですが、割合は従来型の説明がやや多かったですね。2025/07/09

msykst

14
再分配から投資にリベラルの軸を転換する、という話かと。現状では、リベラルを定義しようとする時、「保守に対する対抗」以上の積極的な意味づけができていない。しかし世の中には、既存の政治言説が捕捉できていない「新しいリベラル」と呼ぶべき層が存在しているのであり、それを可視化し、分析し、あわよくば組織化しようという試みだと思った。既存の政治的な対抗軸において、なぜリベラルの受け皿になる政党がないのか(というかなぜリベラル政党が負け続けるのか)という分析は面白かったし、自民党ってやっぱ政治巧いんだなと普通に思った。2025/06/18

kenitirokikuti

8
新聞の見出しで「リベラル」がよく登場するようになったのは90年代半ばである、というのには気づいていなかった。私の場合、政治が多少分かるようになってきたのが90年代後半だからだな▲「旧リベラル」が重視するイシューは、安保反対、反天皇制、9条堅持の非武装中立、慰安婦問題。しかし、「新リベラル」はこれら4つとも重く見る割合は1%にすぎない。「新」の特徴は、維新への投票がやや多めなことで、原因は「新」に子育て世代が多めであり、子育て支援をいうのが自民と維新だから、のようだ。2025/06/14

sk

5
新しいリベラルという新しい潮流。2025/07/14

manabukimoto

3
リベラルと保守。相対する二項概念において、リベラルが衰退した(ように見える)理由は何なのか。 自民をはじめ保守を名乗る政党は山ほどあるが、リベラルを名乗れるのは立民くらい。「保守=保守+リベラル」「リベラル=リベラルー保守」という数式による概念が面白い。保守はリベラル的な政策も貪欲に取り込み、リベラルへの特異性を無くしてきた、という考えは目から鱗。 平和主義、という一面において、「日本を守る」を連呼しがちな人々への対抗勢力として、リベラルは絶対に必要だと思うのだが。 福井県立図書館蔵書2025/07/04

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