ちくま新書<br> 宇宙の地政学

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ちくま新書
宇宙の地政学

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076199
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0240

出版社内容情報

国策から民間へ、国威発揚からビジネスへ、平和利用から軍民一体へ……と大きくシフトする宇宙開発。覇権を争う米国と中国、そして日本の最新事情をレポート

内容説明

21世紀に入って中国が独力で有人宇宙飛行に成功、著しい躍進を遂げ、米国の宇宙覇権を脅かすほどとなった。同時に米国ではニュースペースと呼ばれる民間宇宙ベンチャー企業等の開発が本格化し、宇宙の地政学は米ソから米中へ、国策から民間へ、国威発揚からビジネスへ、そして平和利用から軍民一体へと大きくシフトした。月探査から月基地建設、さらに将来的には、火星移住も計画されている。世界中で活気づく宇宙開発の最前線をぜんぶレポートする。

目次

プロローグ 宇宙を制する者が「未来」を手にする
第1章 月をめぐる熾烈な争奪戦(米中、第二の「スペースレース」の行方;中国の月探査計画「嫦娥」の全貌 ほか)
第2章 米中が火花を散らす宇宙の激戦区(火星探査へのいばらの道;一発勝負に賭けた中国の火星探査機「天問」 ほか)
第3章 国家の威信をかけた中国の宇宙開発(宇宙開発史年表;スプートニク・ショックが拓いた「宇宙の時代」 ほか)
第4章 躍動する米国の宇宙ベンチャー「ニュースペース」(宇宙の構造と衛星の軌道;米国ロケット開発の過去、現在、未来 ほか)
第5章 日本の宇宙開発と宇宙安全保障(ゼロからのスタートとなった日本の宇宙開発;世界をリードする日本の精緻な深宇宙探査 ほか)
エピローグ 日本が「未来」を手にするために

著者等紹介

倉澤治雄[クラサワハルオ]
1952年、千葉県生まれ。東京大学教養学部基礎科学科卒業。フランス国立ボルドー大学第3課程博士号取得(物理化学専攻)。80年、日本テレビ入社。社会部、外報部、政治部、経済部、北京支局長、解説主幹などを歴任。2012年、科学技術振興機構中国総合研究センター副センター長をへて、独立。現在は科学ジャーナリスト、日本記者クラブ会員、日本科学技術ジャーナリスト会議会員。立教大学、上智大学、獨協大学などで非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HMax

34
「宇宙を制するものが未来を制する」、これだけ少ない予算でよく頑張ってる日本。とはいえ、どんどん追い抜かれて、このままでは、日本独自に何もできなくなってしまいそう。国に予算ややる気がないのであれば、せめて民間をバックアップする体制を強化してはどうか。例えば、将来的には重要なインフラとなる宇宙空港整備をサポートする等々。2024/12/06

緋莢

9
図書館本。<「宇宙の地政学」は「米ソ」から「米中」へ、「国策」から「民間」へ、「国威発揚」から「ビジネス」へ、 そして「平和利用」から「軍民一体」へと大きくシフトしたのである>と、「プロローグ」に書かれています。 宇宙開発の歴史に触れつつ、現在の状況を書いています。イーロン・マスクが設立した「スペースX」 という宇宙ベンチャー企業が、星座が地球を包み込むように1万2000機もの小型衛星を低軌道に打ち上げ(続く2024/12/07

お抹茶

4
地政学と言うより,日米中など宇宙開発の国別最前線記。NASAのアルミテス計画は単なる月の先陣争いではなく,月面に人類の恒久的な基地を作り,火星など有人宇宙探査に乗り出すという計画。米国の強みは圧倒的な民間のパワーとベンチャー精神,幅広い国際協力の力。中国は豊富な資金と人材,強力な軍民融合と産学連携,先端技術の素早い導入が強み。量子衛星通信は中国の独擅場で,応用・実装の強みを活かす。希少金属を小惑星から採掘する宇宙資源開発が進めば資源の地政学も変化する。中国系エンジニアが宇宙開発を支える一方,日本は凋落。2024/07/20

samandabadra

2
宇宙の開発競争の時代が果たして始まるのだろうか。大陸棚の延長として、勝手に採掘を始めてしまったりする某隣国と米国の次なるグレートゲームは何らかの形で利益、権益と直結する形になるのかなと疑問を持ちつつ、半分、世の中が心配になりつつ読了しました。2025/06/08

山中鉄平

1
かつてSFとして描かれていたものが今や現実になっている。科学技術の進歩にただ驚かされるばかりだ。この進歩で平凡な私の生活にちょっとは利便性がもたらされているのだろうが喜んでばかりもいられない。この技術革新において我が国日本は多くの国々の後塵を拝しているからだ。つまり我が生活が自立出来ておらず他国に利益を吸い取られているということだろう。一部の優秀な日本の人達が己の利益のためだけに宇宙ビジネスに参加しているように見えるのは我が甘えの構造ゆえだろうか。2025/03/12

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