ちくま新書<br> 妻に稼がれる夫のジレンマ―共働き夫婦の性別役割意識をめぐって

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ちくま新書
妻に稼がれる夫のジレンマ―共働き夫婦の性別役割意識をめぐって

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480076052
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0236

出版社内容情報

妻を支えるため、仕事を離れ主夫となった夫たち。収入も社会的地位も不安定になった彼らの心の内は――。12人のインタビューから見る葛藤と新時代のキャリア。

内容説明

共働きが一般化し、女性の社会進出が進んだ現在、妻のキャリアを優先する家族が現れ始めた。バリバリ稼ぐ妻を支えるため、仕事を離れて主夫となり、子育てをメインで担う夫たち。収入が下がり、社会的な立場が不安定になったとき、彼らの胸の内に去来するものとは―。駐在員の夫として海外で暮らす「駐夫(ちゅうおっと)」と、キャリアを重ねる妻を持つ夫たち一二人にインタビュー。稼ぐ力と男らしさを巡る葛藤と、自らの決断を活かして新たなキャリアを切り開く新時代の夫の姿が見えてくる。

目次

第1章 令和の潮流、海外で妻を支える駐夫
第2章 キャリア中断の実態
第3章 葛藤の末、駐夫に転じる
第4章 帰国を見据え、新たなキャリアへ
第5章 妻に収入で負けたとき
第6章 男性は何と戦うべきか
第7章 夫も妻も活躍する社会をつくるには

著者等紹介

小西一禎[コニシカズヨシ]
1972年生まれ、埼玉県行田市出身。ジャーナリスト・作家。慶應義塾大学卒業後、共同通信社に入社。政治部で首相官邸や外務省などを担当し、2017年に妻のアメリカ赴任に伴い会社の休職制度を男性で初めて取得、妻・二児と渡米した。在米中に退社。元コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。在米時から、駐在員の夫「駐夫」として各メディアに寄稿する他、「世界に広がる駐夫・主夫友の会」代表を務める。専門はキャリア形成やジェンダー、団塊ジュニア、政治、育児など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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おかむら

31
夫の海外赴任についてく妻でなく、妻の海外赴任についてく夫。著者自身の経験を元に同様の10名の男性にインタビュー。稼ぎ手はオレ意識に縛られてた男たちは家事と子育ての主夫の立場に成り下がって葛藤するのであった…。うーん、なんか事例が元々高収入同士のパワーカップルの方々のせいか、ちょっとイラつく。主夫をキャリアの断絶または学び直しの時期としか捉えてない感じ。子どもはキャリアの邪魔なのか。そして稼ぐ力のない人はそんなダメな人か?2024/03/20

takao

4
ふむ2024/05/01

お抹茶

4
駐在員の夫として海外で暮らし,妻の方が稼いだり専業主夫になった男性を中心にインタビューする。日本では正社員として立派に生きてきたのにアメリカでは会話もまともにできずアジア系の男性が子育てだけをしているというマイノリティーのリアル,妻に家計を依存するというプレッシャー,妻が成功して年収を抜かれるという「もやもや」,稼得能力を喪失した自分に呆然となった時に家父長制にとらわれたいたことを自覚するといったことがある。女性が当たり前に感じてきたことを男性はなかなか実感として得られないのだと再認識した。2024/02/20

sk

4
題材は良いけど考察が浅い。2024/02/19

Humbaba

2
両性は平等であり、どちらが大黒柱となっても問題ない。それは事実だし理屈の上ではわかっているが、それでも納得しきれない部分があるという人も少なからず存在している。また、話しているときにはそれでよいと思っても、実際にその立場に立ってみたらどうしても納得できないものが残るということもある。そのような考え方については次代による違いもあるだろうが、しっかりとサポートしないと苦しむ人が多くなってしまう。2024/08/10

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