出版社内容情報
伝統校か難関校か大学附属か、国際系や理系特化の新進気鋭校か。これからの時代の志望校選びの着眼点から失敗のリカバリーまで。保護者が考えるべきポイント。
内容説明
都市部では常識の中学受験。どんな学校を目指すのがいいのでしょうか。伝統校か、保護者にとって理想的な実績を誇る難関か、大学附属か、国際性を謳う中高か、科学や医学系の進路に特化する学校か、最寄駅から近い利便性を重視するのか…。でも、大学入試の方法も社会が求める人材も、大きく変化している現代。保護者世代が考える「いい学校」は大切な我が子の大事な六年間を託すのに、本当にふさわしい学び舎でしょうか。学校のなにを評価して志望するといいのでしょう?大人が見るべき視点を指南します。
目次
序章 入りたい中学、入るべき中学、そして入ってしまった中学
第1章 中学受験、これまでとこれから
第2章 こんな学校で学びたい
第3章 変わる大学の価値、高大連携のメリット
第4章 中学受験のトレンドと問題点
第5章 タイプ別私立中高一貫校
第6章 志望校選びのポイントと中学受験準備
著者等紹介
井上修[イノウエオサム]
1967年愛媛県生まれ。横浜国立大学教育学部心理学専攻卒業。日能研に入社。中学受験雑誌『進学レーダー』編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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りょうみや
20
著者は日能研の入試情報室室長。その立場ならではの裏話も多い。取り上げている学校は著者の独断がかなり入っていてほぼ関東の学校ばかりだが、それでも学校選びに関して得られるものはある。子供が幸福感を得られるかどうかを基準にした選び方を推奨している。最近の流行を取り入れてリニューアルした新興校ではなく完全に伝統校推し。2024/05/28
てくてく
4
中高一貫校の教育内容の変化、大学入試の変化などを踏まえて、首都圏の中学受験人気校を紹介している。最後の方の中学受験を考える場合の塾(大手~個人指導塾)の紹介部分がページ数は少ないながら面白かった。ここをもっと知りたかった。2024/01/13
Book shelf
3
今は5人に1人が受験するのだそう(都心では)。娘が中学受験をしたいというので、昔の知識では通用しないということで読んでみた。私学は公立より教育が行き届いている傾向があるようだ。また、いまや偏差値で良しあしを測る時代は終わり、高偏差値だからといって教育体制が十分かといえばそうではないらしい。本人が行きたいところかどうかを見極めることが大事なのはもちろん、今後大学も受験の在り方が変わってくるので、それも視野に入れるとよいとか、塾通いは必要かとか、学費は?などなど著者の経験も踏まえて分かりやすく書かれている。2024/01/23
yurika
0
中学受験って全く選択肢に入れてなかったけれども、時代も変わって、自分のときとはまた違うんだなぁということを感じました。自分自身や社会、大学での学びについて、学校のカリキュラムとして勉強できるというのはすごくいい環境だなと思いました。とはいえ、首都圏とはまた違うと思うので、自分で調べて判断する必要がありそうです。2025/05/31
Ryosuke Shimomura
0
★★★★☆(4) □子どもが6年間過ごすところであるということを考えて、受験させよう‼2024/04/06
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