ちくま新書<br> 東京史―七つのテーマで巨大都市を読み解く

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ちくま新書
東京史―七つのテーマで巨大都市を読み解く

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075529
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C0221

出版社内容情報

明治維新からの今日までの約150年、破壊と再生を繰り返し発展してきた東京を様々な角度から見つめ、読み解き、その歴史を一望する。まったく新しい東京史。

内容説明

明治維新による誕生から今日までの約一五〇年間、破壊と再生を繰り返しダイナミックに発展してきた帝都/首都東京。巨大都市はいかに形作られ、人々はどのように暮らしてきたのか?関東大震災や太平洋戦争からの復興、高度成長とオリンピック、バブル経済とその崩壊、住まいとインフラ、自治と首都機能、工業化と脱工業化、繁華街と娯楽、高層化と臨海副都心開発―今や世界的都市となった東京を様々な角度から見つめ、読み解き、その歴史を一望する。まったく新しい東京史。

目次

プロローグ
第1章 破壊と復興が築いた都市
第2章 帝都・首都圏とインフラの拡大
第3章 近代都市を生きる民衆
第4章 自治と政治
第5章 工業化と脱工業化のなかで
第6章 繁華街・娯楽と都市社会
第7章 高いところ低いところ
エピローグ 東京を通してみた近現代

著者等紹介

源川真希[ミナガワマサキ]
1961年愛知県生まれ。東京都立大学人文社会学部教授。専攻は歴史学とくに日本近現代史。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。同大学助手、首都大学東京オープンユニバーシティ准教授などを経て現職。博士(史学)。東京の近現代史を国内外の大都市と比較しつつ研究。また大正~昭和戦前の政治史・政治思想史を研究対象としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bapaksejahtera

15
この分野の本では、主に都の行政関係者による著作を中心に読んだが、土木や水道の専門家の本が多い。本書は都立大の教員が東京史と銘打つ大上段の本。戦災震災等による改変、首都機能近代化によるインフラ整備、近代都市の民衆、自治行政の推移、東京の工業と脱工業、繁華街や娯楽等の幾つかのテーマを立てる。豊田正子「綴方教室」を引用しつつ、近代東京の都市の様相に触れる他、戦中から戦後に至る知事の変遷、特に中央政府との関係の指摘は興味深い。議会関連の記述は汚職に関する物のみだが、自治体議会の機能と評価に関し記述が弱い気がする。2023/11/08

spike

6
東京という街の近代以降の歩みを7つの切り口から丁寧に整理。とても読みやすい。知識として知っていたことだけでなく、東京の覇権をめぐる国と自治のつばぜり合い(小池知事がいろいろ動きそれに国がすごく警戒するのはこういう背景もあったのか)とか、「3多摩」のこととか、月島の歴史が明治時代から始まるとかもんじゃが名物になったのはだいぶ最近とか、いろいろ面白い。2023/08/10

あきひと

5
明治以降の東京の歴史を7つのテーマから多角的に辿っていて分かりやすい。東京という大都市が脱工業化していったというところは、大きな流れとしてなるほどと思えた。小池都知事が国際金融都市をイメージしているようだし、工場跡地の活用や、地方・朝鮮からの出稼ぎ労働者ふくめ広く庶民の仕事も大きく変わってきた訳だ。豊田正子さんという人を始めて知ったし、その著作権の搾取や町内会のそもそもの役割についてはマジかと思いました。2023/08/28

安土留之

5
「東京史」というタイトルに惹かれて手にとったが、ちょっとガッガリだった。   「7つのテーマで巨大都市を読み解く」とのサブタイトルどおり、それぞれのテーマごとに明治から現在までの歴史を叙述しているのだが、東京という都市がどう変化してきたかの流れが見えない。「東京史」ということから連想される歴史書というより、各テーマのエッセイという感じ。 2023/06/25

かわくん

4
東京という魅力あふれる都市を、さまざまな視点から解剖する。政治や経済ばかりではなく、災害、戦争、民衆の動きなど「破壊と復興」の末に今日の東京があることを改めて認識する。私たち東北の人間は東京に憧れ、東京の大学に進学し、東京の企業に就職する。確かに文化的な出会いの場は東京にたくさんあり、美術館や博物館ではいつも興味ある展示を行っている。東京という巨大都市だから採算が見込まれるのだろう。地方ではなかなかできないことだが、東京人はその恩恵に浴している。地方からの人間の流入がそれを支えている。2023/06/28

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