出版社内容情報
カンボジアからシリア、ボスニアまで世界各地の紛争地で現地の平和に貢献する活動を行ってきた国際紛争研究者が、紛争の現場を訪ね、和解とは何かを問いなおす。
殺しあいをしてきた人々は、どのように仲直りをするのか。闘いを通じて増殖され蓄積された憎しみ、悲しみ、怒り、憤りを当事者たちはどう処理するのか。和解を促すうえで、第三者のどのような手助けが効果的なのか。カンボジア、東ティモール、インドネシア、アフガニスタン、スリランカ、フィリピン、キプロス、ボスニアなど世界各地の紛争地で、現地の平和に貢献する活動や研究を行ってきた国際紛争研究者が、紛争の現場で見て、感じ、考えたことをもとに和解の物語を綴ってゆく。
内容説明
殺しあいをしてきた人々は、どのように仲直りをするのか。闘いを通じて増殖され蓄積された憎しみ、悲しみ、怒り、憤りを当事者たちはどう処理するのか。和解を促すうえで、第三者のどのような手助けが効果的なのか。カンボジア、東ティモール、インドネシア、アフガニスタン、スリランカ、フィリピン、キプロス、ボスニアなど世界各地の紛争地で、現地の平和に貢献する活動や研究を行ってきた国際紛争研究者が、紛争の現場で見て、感じ、考えたことをもとに和解の物語を綴ってゆく。
目次
第1章 カンボジア―和解の旅の起点
第2章 南アフリカ―和解を考える旅
第3章 インドネシア―民主化という名の和解
第4章 アチェ―和解に優先する復興
第5章 東ティモール―和解の二局面
第6章 スリランカ―多数派勝利後の和解
第7章 ボスニア・ヘルツェゴビナ―民族という火種は消せるのか
第8章 キプロス―分断から和解は生まれるか
第9章 ミャンマー―軍事政権との和解
終章 現場で考える和解への道
著者等紹介
上杉勇司[ウエスギユウジ]
1970年生まれ。国際基督教大学教養学部を卒業後、米国ジョージメイソン大学・紛争分析解決研究所で紛争解決学の修士号を取得、英国ケント大学で国際紛争分析学の博士号を取得。NPO法人沖縄平和協力センターを設立し、平和構築の現場で活動。カンボジア、東ティモール、インドネシア、アフガニスタン、スリランカ、フィリピン、キプロス、ボスニアなど世界各地の紛争地で、現地の平和に貢献する活動や研究を行ってきた。現在、早稲田大学国際学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- ようかいでるでるばあ!!