ちくま新書<br> 金正恩の核兵器―北朝鮮のミサイル戦略と日本

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ちくま新書
金正恩の核兵器―北朝鮮のミサイル戦略と日本

  • 井上 智太郎【著】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 筑摩書房(2023/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075482
  • NDC分類 392.21
  • Cコード C0231

出版社内容情報

金正恩の核使用をいかに封じるか。ミサイル発射による挑発。背後に見え隠れする中国とロシア。カネと核技術の世界ネットワーク。北朝鮮の戦略を読み解く。

日本を敵視する独裁国家が核武装したことで我が国の安全保障環境は劇的に変わった。北朝鮮の核開発の動機は米韓への対抗、金王朝の維持にあったが、繰り返されるミサイル発射の挑発が不測の事態につながる可能性はないか。北朝鮮が核を使うとしたらどのようなシナリオが考えられるのか。北朝鮮の兵器開発を支えるヒト、金と技術の世界ネットワーク、背後に見え隠れする中国とロシア。米朝交渉の舞台裏。すぐ隣に誕生した新興核保有国の虚実交えた生き残り戦略を読み解き、核兵器使用をいかに封じていくか考察する。

内容説明

日本を敵視する独裁国家が核武装したことで我が国の安全保障環境は劇的に変わった。北朝鮮の核開発の動機は米韓への対抗、金王朝の維持にあったが、繰り返されるミサイル発射の挑発が不測の事態につながる可能性はないか。北朝鮮が核を使うとしたらどのようなシナリオが考えられるのか。北朝鮮の兵器開発を支えるヒト、金と技術の世界ネットワーク、背後に見え隠れする中国とロシア。米朝交渉の舞台裏。すぐ隣に誕生した新興核保有国の虚実交えた生き残り戦略を読み解き、核兵器使用をいかに封じていくか考察する。

目次

序章 世界最速のミサイル開発
第1章 核武装の動機と秘密ネットワーク
第2章 「前線」となる日本―米朝危機の内幕
第3章 金正恩の誤算―往復書簡を読み解く
第4章 北朝鮮の核ドクトリン―報復から先制へ
第5章 軍拡の時代
終章 終末時計の残り時間

著者等紹介

井上智太郎[イノウエトモタロウ]
1971年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、共同通信社入社。長崎支局や千葉支局を経て外信部からソウル特派員(2007~10年)、ワシントン特派員(13~16年)、北京特派員(18年~21年、平壌支局長兼務)。政治部(10~11年)で外務省や防衛省、自民党を担当。北朝鮮経済や制裁をめぐる報道で17年度「ボーン・上田記念国際記者賞」受賞。現在は外信部副部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kk

14
図書館本。再読。つい2ヶ月前に読んだばかりだってのに、間違えてまた借りてきてしまいました。何かのご縁ってなノリで再読しましたが、著者の博識ぶりと、その戦略的な眼差しの筋の良さみたいなものに改めて感心させられてしまいました。他方、今回ちょっと気になったのは本としての作り方。おそらく以前お書きになった連載などをベースにされたんじゃないかと思われますが、話が行きつ戻りつするような部分もあり、些か散らかってるような印象も。せっかくだから、次作ではご見識と思いの丈を白紙ベースでぶつけてもらいたいもんです。2023/10/07

kk

14
図書館本。永年に亘って北朝鮮の外政・軍事を追いかけてきた外信部記者が、歴史的なパースペクティブの中で描く北朝鮮の核・ミサイル問題の今。膨大な公刊情報を丁寧に吟味・整理し、関連イベントの背景や意味合いなどを浮かび上がらせる。北の動きだけでなく、韓、米、中、露、さらには我が国の動向や思惑などとの相関にも切り込む。情報量が然るべく多いのですごく読み易いとは言えないものの、北朝鮮問題やこの地域の安保を考えていく上で、とても役に立つ一冊。状況の深刻さに、今さらながら戦慄。2023/07/15

K.C.

3
小泉悠さんのメルマガで存在を知り購入。金正恩の思考回路は理解し難いが、それでも着々と「準備」を進めていることは理解できる。日本も、短絡的な議論ではなく、深く迅速な防衛議論をしてもいいのではないか。憲法第9条は維持したいが、丸腰でいることがいいとも思わない。今の自衛隊(+在日米軍)の戦力が妥当なのか、政権の思いつきではなく、必要な戦力(それも反撃できるレベルをいうのか、攻撃されない抑止力をいうのかも含む)は何か、それこそ有識者会議で議論してもいいのでは。2023/04/26

rineoskiss

1
情報量が多い。真面目に調べて来なかった話題なので勉強になった。2023/11/26

babochan0517

1
項立てが行ったり来たりして時系列で記載されていないが故に、北朝鮮が関連技術を段階的にどう発展させてきたか、体系的に分かりにくい。ジャーナリストによる著作なので文章は読みやすいが、読み終わった後に知識の蓄積を感じにくい構成になっている。北朝鮮に関しては、政治的ディスコースを額面上評価するのは特に難しいため、ミサイルや核エネルギーに対する技術的理解から、現状の発展段階を推測するアプローチの方がより有効となるも、本著は前者のレベルに留まっているのが残念。2023/08/17

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