ちくま新書<br> K‐POP現代史―韓国大衆音楽の誕生からBTSまで

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ちくま新書
K‐POP現代史―韓国大衆音楽の誕生からBTSまで

  • 山本 浄邦【著】
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  • 筑摩書房(2023/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075475
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0273

出版社内容情報

K-POPの熱狂は、いかにして生まれたのか? 日韓関係、民主化、経済危機、ヒップホップ、アイドル、ロック、演歌、国境もジャンルも越えた激動の一〇〇年史

いま世界を席巻するK-POPは、いかにして生まれたのか? 植民地支配下における韓国大衆音楽の誕生、隣国日本との歴史的葛藤、「韓国といえば演歌」の時代、社会に議論を巻き起こしたヒップホップ、民主化、経済危機、IT化、「戦後最悪の日韓関係」の中で花開いたK‐POPブーム、そして力強いメッセージとアイドル性を兼ね備えたBTSの世界的成功まで、激動の一〇〇年の情勢を押さえつつ、今日に至るジャンルと国境を越えたダイナミックな発展を通史的に論じる。

内容説明

いま世界を席巻するK‐POPは、いかにして生まれたのか?植民地支配下における韓国大衆音楽の誕生から、隣国日本との歴史的葛藤、「韓国といえば演歌」の時代、社会に議論を巻き起こしたヒップホップ、民主化、経済危機、IT化、「戦後最悪の日韓関係」の中で花開いたK‐POPブーム、そして力強いメッセージ性とアイドル性を兼ね備えたBTSの世界的成功まで、激動の一〇〇年の情勢を押さえつつ、今日に至るジャンルと国境を越えたダイナミックな発展を通史的に論じる。

目次

はじめに―K‐POPとは何か
第1章 K‐POP前史―韓国大衆音楽の誕生と発展
第2章 戦後日韓関係と「韓国ブーム」―「韓国といえば演歌」の時代
第3章 K‐POPの誕生と越境―民主化・ネット社会・韓流
第4章 ソーシャルメディア時代のK‐POPブーム―少女時代・KARA・TWICE・NiziU
第5章 世界化するK‐POP―BTS成功の秘密

著者等紹介

山本浄邦[ヤマモトジョウホウ]
1973年大阪市生まれ。K‐POP研究者。1995年、大学時代に韓国を旅行しK‐POPに出会う。以降K‐POPを追い続けている。佛教大学大学院文学研究科東洋史学専攻博士後期課程修了、博士(文学)。韓国学中央研究院招聘研究員として2014年に渡韓、同研究院で2年間の研究生活ののち高麗大学校亜細亜問題研究所招聘研究員、外務省専門調査員(在釜山日本国総領事館勤務)などを経て2019年帰国。現在、立命館大学授業担当講師、佛教大学総合研究所嘱託研究員などを務める。専門は韓国研究、朝鮮近現代史、日韓交流史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ねこっく

8
ありそうでなかったはず、こうやってK-POPの歴史が一から分かる本。しかも政治と結び付けているあたりに硬派性が出ていて、しかも新書的にスラスラと読めるのが良い。推しに置き換えるよう巻末で書かれていたので愛を語ることにする。私は本著でも登場した東方神起が最も好きになったK-POPアイドルだ。革新的だったのは、本国ではバリバリダンスを披露し、日本ではボアのようにJ-POP歌手として見事な歌を届ける、この2面性だ。これは国によって売り方を変えるプロモーションとしてその後のSMでも傾向が見られた。特筆すべき点だ。2025/01/28

二人娘の父

7
K-POP現代史とはいえ、記述内容的には、日韓近現代史をカバーしており、実に読み応えのあるものとなっている。韓国に(朝鮮)に蓄音機を伝えたのがイ・ワヨン(李完用)ではないか辺りから始まり、当然現代ではBTSまでが辿られる。H.O.Tの「戦士の後裔」(末裔と訳されることも多い)のイントロが、実はまんまBTS「NO MORE DREAM」(実際にカバーもしている)ではないか、「オジャパメン」(ソバンチャ)は名曲なだけに、吉本芸人によるふざけたカバーは頭にくるなど、本書を通じていろいろな発見もあった。2023/06/08

ポルターガイスト

5
良作。大衆音楽史の魅力を存分に備えた上で,韓国現代史・日韓交流史の要素も備えている。素朴に抱いていたいろいろな疑問が解消されていくスリルがあった。僕は第一次韓流ブームのとき中高生だったくらいの世代なので,第一次ブームと第二次ブームのちがい,なぜ第一次ブームは中高年が主体だったのか,なぜ現在のKPopが世界的に人気を博しているのか,など気になっていて,それらを考える手がかりをもらえたと思う。あとKpopは探究学習で高校生がテーマにしがちなので,自信をもって生徒に薦められる参考図書として,非常にありがたい。2023/07/09

ぷほは

5
岩波新書『K-POP』と比べ、主に日本側から見た情報が多い。だからたとえばyoutubeオリジナルコンテンツのK-POPドキュメンタリー番組では描かれない、東アジアのハイブリッドな文化の混淆に触れられている点が本書の良いとこだ。その分、ヨーロッパやアフリカ諸国などでK-POPがどのように受容されているかを本格的に論じられるほど、まだ国内で議論が蓄積されていないことも伺える。そういう意味でも現在進行形の現代史なのだ。高校時代にBOAのMDを後輩に貸してもらっていたのを思い出す。あれも「今の音楽」だったのだ。2023/05/21

unterwelt

2
『K-POP現代史』というタイトルですがむしろ副題の『韓国大衆音楽の誕生からBTSまで』の方がタイトルとしてふさわしいような。日米の音楽の影響を受けつつ時代の変化や技術の進歩で変わっていく韓国ポピュラー音楽の歴史が分かる。同時に社会へのメッセージ性の強さはいわゆるK-POP以前から脈々と受け継がれているものではないかと思う。そう考えると民衆歌謡からBTSまでは地続きなのではなかろうか。2023/05/15

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