ちくま新書<br> 古代豪族 大神氏(おおみわし)―ヤマト王権と三輪山祭祀

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ちくま新書
古代豪族 大神氏(おおみわし)―ヤマト王権と三輪山祭祀

  • 鈴木 正信【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075352
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C0221

出版社内容情報

ヤマト王権の国家祭祀を担った氏族、大神(おおみわ)氏。天皇家による大神氏への「委託型」の祭祀の実態と、古代の王権や人々の信仰のあり方を明らかにする。

内容説明

大神(おおみわ)氏はヤマト王権の国家祭祀を担った氏族である。平城京や平安京などの都城が築かれる以前、五世紀後半から六世紀代は三輪山周辺が政治の舞台であった。そうした時代に、大神氏は三輪山の神に対する祭祀を職掌として台頭した。また大神氏の祖先は日本で最初の疫病を鎮めたと伝えられており、その伝承を語り継いで後世まで命脈を保ってきた。その信仰は現在の大神神社にまでつながっている。大神氏の最新研究によって、古代の王権や祭祀のあり方を明らかにする。

目次

第1章 大神氏はどのような道のりを歩んだのか
第2章 大神氏はどのように全国へ広がったのか
第3章 三輪山の神は地方でどのように祭られたのか
第4章 大神氏は対外交渉にどう関わったのか
第5章 大神氏の祖先オオタタネコとは何者か
第6章 三輪山の神はどのような性質を持っていたのか
第7章 大神氏は三輪山祭祀にどう関わったのか

著者等紹介

鈴木正信[スズキマサノブ]
1977年、東京都に生まれる。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)(早稲田大学)。香川大学総合情報センター特命助教、滋賀大学経済学部特任准教授、早稲田大学高等研究所任期付准教授などを経て、成城大学文芸学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

14
オオタタネコ伝承で知られる大神氏。その著名な人物や氏族の発展の推移、同族とされる氏族、三輪山祭祀との関係などを追う。オオタタネコが他の氏族を系譜に組み入れる際に加上的に追加された神格であるという指摘が面白い。また、三輪山が大和朝廷の旧王朝の聖地ではなく、かといって大王家が祀っていたものを大神氏に移管されたものでもないことを、考古学と文献史学の両面から、いわゆる「二重証拠法」的手法で議論しているのが読みどころ。2023/01/11

犬養三千代

6
なかなか新書の割にはむづかしい。大神氏の成り立ちから勢力を伸ばしていく過程が詳しかった。2023/07/27

fseigojp

6
どうも大物主を安寧するための氏族のようだ 2023/07/06

れいまん

3
古事記研究つながりで読んだけど、さして、目新しい説は無かったかな。でも古代豪族については、神話以降の活躍は知りたい! 大神神社にも行ったけど、三輪山が御神体で三輪山=大神おおみわとなったのは納得!2023/03/30

眉毛ごもら

2
三輪山を祭祀していた大神氏について成立ちや分布祭祀やその属性などを史書及び出土資料等から考察した本である。新書のわりにちょっと難しめかな?三輪君とかいたよねーとかで読み進めていったが結構広範囲に勢力が広がっていたようである。同族関係とはいっても縁戚やらの政治的な結びつきで同族と名乗ったのではないかというのは面白い。大神氏については知らないことも多く色々な説があった上での考察をしれたのもよい。また本筋と離れるが王朝交替説が下火になってるのとのことなのでびっくり。ちょいちょい出てくる説だったので意外であった。2023/02/19

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