ちくま新書<br> ルポ 動物園

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ちくま新書
ルポ 動物園

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075185
  • NDC分類 480.76
  • Cコード C0245

出版社内容情報

「15年間の取材、750回の連載執筆で見えたもの」共同通信の記者が全国をまわって考えた、動物園・水族館の過去、現在、そして未来。

内容説明

二〇〇八年に著者は、日本各地の動物園・水族館にいる、動物と動物に関わるひとびとを訪ねる連載をスタートさせる。「動物園とは動物を収集・飼育・展示する施設である」この定義から導かれる、動物園の持つ原罪とは何か。動物園のメディアとしての特性は何か。動物を擬人化してもいいのか。飼育係は、どのように動物と関わるのか。共同通信の記者が全国をまわって考えた、動物園の過去、現在、そして未来。

目次

はじめに 生きものスルーから「生きもの大好き」へ
第1章 動物園へ行く(増井光子さんの拒否から始まった;連載をスタートする ほか)
第2章 動物園を知る(動物園とは何か;正当化するための「四つの役割」 ほか)
第3章 動物園で学ぶ(『かわいそうなぞう』の虚構と真実;カリスマとノンカリスマ ほか)
第4章 動物園で考える(アニマルウェルフェアとは何か;ウェルフェアの傘を広げたい ほか)

著者等紹介

佐々木央[ササキヒサシ]
1956年、青森県生まれ。共同通信社記者。立教大学社会学部兼任講師。早稲田大学法学部卒、1982年入社。2008年より、「生きもの大好き」の連載をスタート。以降、動物園・水族館の取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

佐島楓

69
想像していた内容とだいぶ違った(動物園の運営に関する本かと思っていた)が、動物園の倫理性という問題についても一度考えてみたかったので、いい機会だった。動物の擬人化という表現が何度か使われるけれど、人間に動物たちのベストな飼育条件などわかるはずもない。絶滅寸前の種族の保護という意味での施設ならまだわかるが、それも大きな自然の循環から考えたら人間のエゴの部分があるだろう。だんだんと在り方が問い直される存在なのだなと思った。2022/11/21

gokuri

3
15年動物園の記事(コラム)を連載した記者がつづる動物園・水族館の現在。 今日的な動物・水族館の役割を意識し、そこではたらく飼育係から聞き取った思いや、悩みなどが伝わる。 「飼育」という言葉への違和感や、小説をつうじて動物の擬人化の疑問など、結論の出ることのない「人」と「いきもの」の関係をつくづく考えさせられる。2023/05/31

C

3
人間からみた動物から始まって、近くにいる『飼育員さん』から始まり多くの人を通した動物園水族館の動物たちについての考察、時代の流れもわかる。私は動物学ではニンゲンも動物の中の一種類として考えるという一文に恥ずかしい話ハッとした。筆者といっしょに本の中に紹介されている各界の博識者から、多角的な視点で物事を見るためのスキルを教えてもらえる感じ。自分の固定観念をバッキバキに壊せて爽快な読後感。2023/02/14

お抹茶

2
動物園紹介というより動物園の在り方やアニマルウェルフェアを考える本。著者が属するマスメディアとも比較しながら,長年の取材を通して変わってきた自身の考えを記していく。特に,生きものを擬人化することに対する危険性について深く論じている。戦時中に殺害された上野動物園の象の話やハチ公の話に虚構が入り込んでいるというのは知らなかった。関係者への取材を通して,動物園・水族館で何気なく使われる用語への違和感も浮かび上がってくる。2023/04/05

onepei

2
動物園からハチ公までヒトが動物を飼うということに焦点。2022/12/11

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