ちくま新書<br> 読むワイドショー

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075130
  • NDC分類 699.64
  • Cコード C0236

出版社内容情報

ワイドショーのコメンテーターとは何者なのか。画面隅の小窓をなぜワイプというのか。――テレビと芸能の世界の謎を調べまくる。タブーなき芸能メディア文化論。

 ワイドショーのコメンテーターとは何者で、いつ登場したのか。画面隅の小窓をなぜワイプというのか。略奪婚とは何なのか。テレビと芸能の世界には謎がいっぱい。だれも教えてくれないからいろいろ調べてみたら、逮捕された歌手のレコードが回収された最初の例や、昭和の芸能人たちによる過激な政治批判の数々と政治家からの言論弾圧のすさまじさもあきらかに。タブーなき芸能メディア文化論に、ご期待ください。

内容説明

ワイドショーのコメンテーターとは何者で、いつ登場したのか。画面隅の小窓をなぜワイプというのか。略奪婚とは何なのか。テレビと芸能の世界には謎がいっぱい。だれも教えてくれないからいろいろ調べてみたら、逮捕された歌手のレコードが回収された最初の例や、昭和の芸能人たちによる過激な政治批判の数々と政治家からの言論弾圧のすさまじさもあきらかに。タブーなき芸能メディア文化論に、ご期待ください。

目次

どこから来たのか、どこへ行くのか、コメンテーター
画面隅の小窓はいつからワイプと呼ばれるようになったのか
逮捕された歌手のレコードが回収された最初の例と、ちょっと長めの後日談
あなたの知らない略奪婚の実態
ラジオからテレビへ―新聞ラテ欄から見える歴史
ニュースショーが終わり、ワイドショーが始まった
政治を語る芸能人

著者等紹介

マッツァリーノ,パオロ[マッツァリーノ,パオロ] [Mazzarino,Paolo]
日本文化史研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竹城 俊之介

79
この本、めっちゃ好きです。謎の覆面作家パオロ・マッツァリーノさん、初読です。 普通この手の本って業界関係者に取材して書くと思うのですが……取材一切なし。「人の記憶は信用できない。その代わり過去の記録を元に書いてます」って言い切ってるのが心地良い。 「コメンテーターって一体何?(日本最初は誰?)」「逮捕された歌手のレコードが回収された最初は?」「不倫した女性タレントが執拗に叩かれる」「芸能人が政治を語らない」当たり前のようで、実は当たり前じゃない現象への着眼がいい。パオロさんの文章、なんか引き込まれます。2024/02/18

くさてる

29
ワイドショーのコメンテーターは何者で、ワイプってなんなのか。略奪婚や不祥事を起こした芸能人の扱われ方は。著者らしいデータを丹念に拾い上げて語る芸能文化論でとても面白かった。とりわけ「政治を語る芸能人」の項目は圧巻。数十年後にはジャニーズ事務所に関するマスコミの対応もこんな風に分析されるかもと思いました。2023/09/13

遊々亭おさる

25
バラエティー等で多用される画面片隅の小窓(ワイプ)は、障碍者のために生まれた。逮捕された歌手のレコードが回収され、放送禁止となった最初の事例から見る女性蔑視や差別感情。テレビと芸能の歴史の豆知識を楽しむ本かと思いきや、芸能人の政治発言の章では権力に対して無批判でいることへの警鐘へと繋がる戦後から70年代にかけてのラジオとテレビに纏わる事件が紹介される。放送局への圧力は自民党のお家芸だったのね。お笑いは「王様は裸だ」と言うことも役割のひとつ。芸人の問題もあろうが、放送局が今のままだと戦中へ逆戻りもあるかも。2023/04/13

Nobuko Hashimoto

22
今作も面白い。前半はワイドショーの起こり、画面隅の小窓(ワイプ)の登場、逮捕された歌手のレコードの回収問題、「略奪婚」という言葉の変遷、ラジオテレビ欄の変遷などについて、新聞や雑誌等の資料を駆使して明らかにする。後半はニュースショーのワイドショー化や、社会問題や政治的な発言をする芸能人を巡る社会の反応の変化をじっくりと論じる。与党が批判や風刺を繰り出す番組に圧をかけ続けた結果、当たり障りのない司会者が生き残り、忖度するマスコミが出来上がってしまったことに対する静かな怒りが感じられる。2024/12/11

そうたそ

12
★★★☆☆ テレビ番組でのワイプとか、ご意見番芸能人、そもそもワイドショーとはいつからあるのか等々、著者の専門とする文献調査から記す一冊。軽妙な語り口で読みやすいし、扱う内容もテレビ番組のことと、興味をひかれる一冊だった。ただ、ちょっと話題が古すぎてついていくのがきつかった部分もあり。懐かしんで読める人なら、楽しんで読めるのかも?2023/02/22

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