ちくま新書<br> 思想史講義 大正篇

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思想史講義 大正篇

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480075024
  • NDC分類 309.021
  • Cコード C0210

出版社内容情報

明治~戦前昭和の思想史を通覧するシリーズ全4巻の第1回配本。明治以来の国体の確立と文明化推進が大正期にいかに変容したかを、実証的・多面的に描き出す。

 明治~戦前昭和の思想史を通覧する四巻シリーズの第一回配本の本書では、大正期に焦点を当てる。明治以来の「国体」の確立と文明化推進の動きはこの時期に変容し、現存する日本を改造し解放への希望を与える思想と運動が盛んとなった。国家主導だった文明化と「国体」の設定を、民衆の側から再設定する動きが広がり、知識人や運動家がその動きを担っていく。こうした大正期の多様な思想を15のテーマと11のコラムで、最新の研究成果と学術的知見を交えつつわかりやすく解き明かす。

内容説明

明治~戦前昭和の思想史を通覧する四巻シリーズの第一回配本の本書では、大正期に焦点を当てる。明治以来の「国体」の確立と文明化推進の動きはこの時期に変容し、現存する日本を改造し解放への希望を与える思想と運動が盛んとなった。国家主導だった文明化と「国体」の設定を、民衆の側から再設定する動きが広がり、知識人や運動家がその動きを担っていく。こうした大正期の多様な思想を15のテーマと11のコラムで、最新の研究成果と学術的知見を交えつつわかりやすく解き明かす。

目次

憲政擁護論
天皇機関説論争
民本主義
教養主義
大正マルクス主義
大正アナーキズム
アジア主義と国家改造論
民族自決論
小日本主義と自由主義
女性解放思想
新教育
皇道大本と「大正維新」
水平社の思想
関東大震災と民衆
政党政治論

著者等紹介

山口輝臣[ヤマグチテルオミ]
1970年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学大学院博士課程修了。専門は日本近代史

福家崇洋[フケタカヒロ]
1977年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。専門は近現代日本の社会運動史、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kana0202

5
新教育と皇道大本がおもしろかった。あと能率増進論と科学管理法。2022/09/20

iwasabi47

5
大正編が先に出たのは現在との連続性があるからかな? 別の方が書かれていたが、「大正」教養主義の起源の一例が、漢学の修養から出てくる、関東大震災が施しから社会政策に変わっていくとか。「文化編」も合わせて読むといいかな。私は読んでいない。明治編楽しみ。2022/08/24

くまくま

4
まず思想史とはというところからはじまり、ただでさえ知識不足の大正時代の多様な思想の隆盛に圧倒されそうになったが、思想面でこれほどの発展が見られたということは、大正時代が多層的に知識レベルの上がった、豊かな時代であったということを感じ取れた。また楽しみなシリーズが増えてしまった。2022/08/22

うめうめ

3
思想史なんて切り口で歴史を読むのは初めて 大正時代は短いけど、とても激動の時代。 デモクラシー、民本主義、国家改造、水平社、平塚らいてう、関東大震災。 いくつもの題材で語られるけど、いろんな切り口でも、吉野作造があらわれる。とても大きい存在のようだ。急に気になってきた。2022/10/06

hryk

2
教養主義、大正マルクス主義、大正アナーキズム、アジア主義と国家改造論、女性解放思想、皇道大本と「大正維新」の章を興味深く読んだ。2022/10/03

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