ちくま新書<br> 日本の中絶

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日本の中絶

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074997
  • NDC分類 498.2
  • Cコード C0247

出版社内容情報

日本では10人にひとりが経験者といわれる中絶。経口中絶薬の承認から中絶のスティグマ、配偶者同意要件まで、中絶問題の研究家が、世界の動向に照らして日本における中絶の問題点と展望を示す。

昨今、中絶をめぐる議論が続いている。経口中絶薬の承認から配偶者同意要件まで、具体的にこの問題をどうとらえればいいのか。戦後かつて日本は「中絶天国」と呼ばれた。その後、世界が中絶の権利を人権として認めていく流れにあるなか、日本では女性差別的イデオロギーが社会に影を落としている。中絶問題の研究家が、歴史的経緯をひもとき、今後の展望を示す。

内容説明

昨今、中絶をめぐる議論が続いている。経口中絶薬の承認から配偶者同意要件まで、具体的にこの問題をどうとらえればいいのか。かつて戦後日本は「中絶天国」と呼ばれた。その後、世界が中絶の権利を人権として認める流れにあるなか、日本では女性差別的イデオロギーが社会に影を落としている。中絶問題の研究家が、歴史的経緯をひもとき、今後の展望を示す。

目次

第1章 なぜ中絶はタブー視されるのか
補論1 刑法堕胎罪と母体保護法
第2章 日本の中絶医療
補論2 日本の中絶方法の特殊さ
第3章 中絶とはどういう経験か
第4章 安全な中絶
補論3 中期中絶とはなにか
第5章 性と生殖の権利
補論4 経口中絶薬をめぐる情報
第6章 これからの中絶
補論5 不妊治療の保険適用

著者等紹介

塚原久美[ツカハラクミ]
中絶問題研究家、中絶ケアカウンセラー、金沢大学非常勤講師。翻訳・執筆業での活動を経て、2009年、金沢大学大学院社会環境科学研究科博士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

katoyann

19
2022年刊。WHOは安全な中絶として中絶薬の使用を推奨しているが、日本の中絶の主流は掻爬法であり、安全性に加え、女性の自己決定権が軽視されているとする。イギリスやフランスでは中絶薬を用いた中絶が主流で、しかも保険適用となるため、安価で済むのに対し、日本の中絶は妊娠初期でも10万円が相場であるとする。経済的な理由による中絶も多いのに対し、日本は女性の権利を軽視して、子どもを産み育てるための生活基盤を保障する政策は出さないままである。妊娠が過剰に女性の負担になるような現状では苦しいと感じた。2026/03/27

zoe

11
2022年。戦後の日本は、避妊より中絶の技術導入が早かった。その経路依存性が今日まではびこっているようだ。中絶の安全性や後遺症については、海外の事例を例をみると選択すべき技術について検討の必要性が感じられた。地道な教育の必要性も同様に感じた。中絶には罪の意識が生まれる。予期せぬ妊娠について、中絶だけでなく、産んで養子に出すということが、ごく自然な社会として成り立つほどには、日本という国が成熟していない印象が残る。自由診療で費用の自由設定ということも、価値観や規範が成立しにくい原因か。2026/03/08

駒場

10
アメリカで中絶を制限しようとする大きなうねりがあるなか、じゃあ日本ってどうなってるんだよという疑問に答えるコンパクトな良書。①日本はそもそも効果の高い避妊法へのアクセスが制限され総避妊率は途上国にも劣る、②結果として中絶が選ばれてしまう、③にも関わらず産婦人科はコストの低い掻爬を選びがちで安全性が低い、④業界団体はそれを正当化するための雑な報告書を出している、という。女性へ罪悪感を植え付けるような水子供養という“新しい“オカルトや、中絶の非犯罪化の遅れなど「人権」意識の欠如がここにもあるという感じ2022/10/01

カモメ

9
日本では中絶を望んでも配偶者の同意が得られず病院をたらい回しにされたり、望まぬ出産をするケースが相次いでいる。同意がない場合は堕胎罪に問われる可能性もあり産婦人科医の中でも配偶者同意の要件を撤廃すべきと考える割合が7割にものぼる。日本はかつて「中絶大国」と呼ばれ避妊政策の遅れを補うために中絶が行われていた。欧米のほとんどの国で原則的に禁止されていた時代であり日本は避難を浴びた為日本政府は規制強化の姿勢を示したが、それは欧米各国で中絶合法化へ政策が転換していった頃であった。2023/02/18

8
大変勉強になり、日本の中絶の仕組みのひどさがよくわかった。本書を読む限り、「おじさん医師たちの利権」によって経口中絶薬などの、WHOが推奨する中絶法が導入されず、未だ掻爬法などがメインということだが、そうした理解でよいのだろうか(どこか単純化しすぎ、ないし陰謀論めいている気も)。また、リプロダクティブ・ヘルス&ライツの考え方に基づき、女性の中絶の権利を保障していくことには完全に同意するが、そこには障害者の生まれる権利との相剋、優生思想的な要素が入り込み得ると思うが、それらについての言及はなく、モヤモヤ。2023/01/13

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