ちくま新書<br> 今すぐ格差を是正せよ!

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今すぐ格差を是正せよ!

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074980
  • NDC分類 361.8
  • Cコード C0236

出版社内容情報

世界人口の1%未満が富を独占する現状は、実は不正義であるばかりか経済成長を阻害し環境問題を悪化させる。この状況はどうしたら変えられるのか?

かつて不平等を批判することは、左翼的で、非現実的な主張とみなされてきた。しかし、現在では「不平等の拡大は成長と進歩のために必要」としてきた新自由主義的な国の政府やIMFなどの国際機関も、考え方を改めている。不平等の放置は、不正義であるばかりか、経済成長を阻害し、環境問題への取り組みを妨げる「公共悪」として認識されるようになったのだ。しかし、歴史を見れば明らかなように、認識が変わっても、政府はそう簡単には動かない。政府の重い腰を上げさせるには、市民からの突き上げが不可欠なのだ。

内容説明

かつて不平等を批判することは、左翼的で、非現実的な主張とみなされてきた。しかし、現在では、「不平等の拡大は成長と進歩のために必要」としてきた新自由主義的な国の政府やIMFなどの国際機関も、考え方を改めている。不平等の放置は、不正義であるばかりか、経済成長を阻害し、環境問題への取り組みを妨げる「公共悪」として認識されるようになったのだ。しかし、歴史を見れば明らかなように、認識が変わっても、政府はそう簡単には動かない。政府の重い腰を上げさせるには、市民からの突き上げが不可欠なのだ。

目次

序章(不平等は私たちの世代の闘いなのだ;闘いに勝利するためにはあなたが必要だ ほか)
第1章 なぜ不平等との闘いに勝たなくてはならないのか(どのように不平等が拡大しているのか;不平等は私たちをどのように蝕むのか ほか)
第2章 これまでどうやって不平等との闘いに勝ってきたのか(なぜ振り返ることが私たちの計画を進めるのに役立つのか;不平等の影響を最も受けた地域が、それにうまく対処した先進地域になった事例 ほか)
第3章 どのように不平等是正の闘いに再び勝利するか(「何事も成し遂げられるまでは不可能に見えるものだ」;不平等と闘うための政策、それをどう獲得するか ほか)
終章(現場からの報告 三種類の運動)

著者等紹介

フィリップス,ベン[フィリップス,ベン] [Phillips,Ben]
オックスファム、アクションエイド、セーブ・ザ・チルドレンなどの国際NGOを率いてきた市民活動家。国連開発計画の市民社会諮問委員会のメンバーにも選出されている。現在はより平等な世界を目指し成長中の運動、ファイト・インイクオリティ・アライアンスを率いる。またケロッグ・インスティテュート、ロックフェラー財団ベラジオセンターで公共政策や不平等の研究に携わり、ケンブリッジ大学で教鞭をとる

山中達也[ヤマナカタツヤ]
駒澤大学経済学部准教授。専門は新興国経済論、チュニジア経済

深澤光樹[フカサワミツキ]
関西大学商学部准教授。専門は国際貿易論、バングラデシュ経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mc6ρ助

11
『不平等を正すための手段は政策であり、それを機能させるのは政府なのだが、政府に働きかけ政策を実行させる力を持つのは私たちなのである。それではどうすれば良いのか?中でも・・三つの要素がとても重要になる。それは、服従するのをやめること、力を合わせること、そして新しい物語を作ることである。(p144)』森永卓郎さんの書評から。曰く『このままだと、日本は最後に残された格差大国になってしまうのではないか。・・そうした思いが募って、仕方がなかった。(AERA20220912)』やるべきことと現状との乖離に苛まれる。2022/10/20

まる@珈琲読書

8
★☆☆☆☆ ■ウォール街で富を独占している金髪の白人のせいで世界には貧困、飢餓、差別があるのだから金持ちには90%の課税を世界の国々がすべきだが、政治家も抱き込まれており、打破するために我々は共闘しなければならないというオルグ本と感じた。 ■原題は、直訳すると「不平等との闘い方」だが邦題がいまいち。格差の定義も曖昧で金持ちが羨ましいのか、貧困をなくしたいのか不明瞭。原題ならば、活動家の人がオルグしてる本なのねと納得。 ■私は共感できない本でした(もちろん貧困や飢餓、差別はない方がいいと思います)。2023/02/26

takao

3
ふむ2022/12/24

ウェイクルビー

1
p.198(アイルランドの諺)「歴史は支配者によって書かれるが、抑圧された者たちは歌を書き、最終的には音楽が勝つのだ!」2022/10/28

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