出版社内容情報
縄文遺跡群から産業革命遺産、原爆ドームに至るまで、日本の世界文化遺産を正確に紹介。世界的まなざしから各遺産の普遍的意義・価値を再検証する決定版入門書。
内容説明
「(日本の)世界遺産からみた日本史」に焦点を当てて、最新の研究成果に基づく日本の歴史・文化についての知見を、世界史の中に位置づける。縄文遺跡群から産業革命遺産、原爆ドームに至るまで、日本の世界文化遺産を正確に紹介した上で、世界遺産と照らし合わせる形で、世界的まなざしから日本史を見据えて各世界遺産の普遍的意義・価値を再検証する。選考の動向や、文化財保護と地域社会との連携の問題も考察する。日本文化史を学びなおすためにも最適な、世界遺産入門の決定版。
目次
日本の世界遺産をめぐる動向
北海道・北東北の縄文遺跡群
百舌鳥・古市古墳群―古代日本の墳墓群
宗像・沖ノ島と関連遺産群
法隆寺地域の仏教建造物
古都奈良の文化財
古都京都の文化財―日本の伝統文化を形成した遺産群
紀伊山地の霊場と参詣道
富士山―信仰の対象と芸術の源泉
厳島神社
平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群
琉球王国のグスク及び関連遺産群
石見銀山遺跡とその文化的景観
姫路城
日光の社寺
長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産
白川郷・五箇山の合掌造り集落
富岡製糸場と絹産業遺産群
明治日本の産業革命遺産―製鉄・製鋼、造船、石炭産業
原爆ドーム
著者等紹介
佐藤信[サトウマコト]
1952年生まれ。東京大学名誉教授。横浜市歴史博物館館長、くまもと文学・歴史館館長。文化審議会世界文化遺産部会委員。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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