ちくま新書<br> コロナ政策の費用対効果

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ちくま新書
コロナ政策の費用対効果

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  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480074492
  • NDC分類 498.6
  • Cコード C0231

出版社内容情報

PCR検査、緊急事態宣言、医療提供、給付金や休業補償などを巡るコロナ政策の費用対効果を数量的に分析。政策の当否を検証し、今後あるべき政策を提言する。

内容説明

人と人との接触を完全に断てばコロナウイルスに感染しないが、それでは経済・社会・生活の基盤が崩壊する。それらの維持と感染源との遮断、医療体制の整備といった政策を総合的に組み立てていくにはどうすればよいか。PCR検査、緊急事態宣言、医療提供、給付金や休業補償などをめぐるコロナ政策の費用対効果を数量的に分析。より効果的に人々の命を救い、経済の犠牲を少なくする方法があったかどうかを検討し、多岐にわたる政策の当否を検証。今後あるべき政策を提言する。

目次

第1章 日本の対応の概括的評価
第2章 感染症対策専門家会議と政府の関係
第3章 PCR検査のスンナ派とシーヤ派
第4章 緊急事態宣言の効果
第5章 医療資源の動員体制、医療崩壊の忌避、病床不足
第6章 ワクチン敗戦
第7章 コロナ不況の本質
第8章 不況対策の混乱
終章 日本政府の組織論的な欠陥

著者等紹介

原田泰[ハラダユタカ]
1950年生まれ。東京大学農学部卒業。学習院大学博士(経済学)。経済企画庁国民生活調査課長、海外調査課長、財務省財務総合政策研究所次長、大和総研専務理事チーフエコノスト、早稲田大学政治経済学術院教授、日本銀行政策委員会審議委員などを経て、名古屋商科大学ビジネススクール教授。著書『昭和恐慌の研究』(共著、東洋経済新報社、日経・経済図書文化賞受賞)、『日本国の原則』(日経ビジネス人文庫、石橋湛山賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅー

6
★★「病床の確保」がこんなにコストパフォーマンス悪かったのか、というのが一番の驚きであった。またPCR検査に関するモヤモヤを晴らしてくれる分析がよい。政策の目標や、それを考える上での前提が、それぞれの関係者の頭の中でそろっていなかったこと、省庁の枠組みを超えたビッグピクチャーを誰も描けなかったこと(正に政治の役割!)が反省点なのかな。日本が特別に政策を誤ったとは思わないが、他国に誇れる成果を達成できたわけではなかったことは記憶しておこう。なお、著者はケインズ主義者(たぶん)なのでバラマキには比較的寛容だ。2022/09/12

西澤 隆

6
後知恵でも検証は大切だという序文とともにはじまる本書。その視点でやってくれるならとかなり期待して読みはじめた。しかしPCR検査の「スンナ派とシーヤ派」のような揶揄も多く、それぞれの政策には相当に彼の個人的な意見が重ねられ、出てくる数字の取り扱い方は恣意的であまり説得力がない(例えばコロナ対応医療費の予算を割り当てられたベッド数で単純に割ったり、ワクチン接種費用を接種回数で単純に割ったりしての「高い、安い」など)。「製作の費用対効果」をもっとファクトとして説得力ある数字で説明してくれる本だと良かったのにね。2022/01/07

Go Extreme

3
日本の対応の概括的評価: 入国禁止措置の遅れ 「日本モデルの成功」論 コロナ感染症と経済成果 感染症対策専門家会議と政府の関係 専門家会議が前面に出すぎ 指定感染症二類の指定は正しかったのか 東京オリンピック開催 PCR検査のスンナ派とシーヤ派: デジタル敗戦とCOCOAの失敗 シーヤ派の主張の二つの論点 緊急事態宣言の効果 ゼロコロナ対策で解決できるのか 医療資源の動員体制、医療崩壊の忌避、病床不足 ワクチン敗戦 コロナ不況の本質 不況対策の混乱 日本政府の組織論的な欠陥: 欠けていたケインズの精神2022/01/25

数太郎

1
コロナ対策に関する包括的評価。本来、国(国会?会計検査院?)がやるべきことと思うが、原田氏は個人でやってのけた。旧経企庁出身の官庁エコノミストで、日銀政策委員経験しておられる同氏ならではの職人技。想像どおり、非効率と無駄のオンパレードで、失笑を禁じえない出来事も満載です。まさに「日本政府の組織論的欠陥(本書最終章)」があぶり出されている。真剣にこの反省を活かさないと、次回危機到来時、日本滅亡かも…。2025/01/25

takao

1
ふむ2023/07/07

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