出版社内容情報
日本半導体産業のパイオニアが、その発展史と日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業復活への道筋を提示し、官民連携での開発体制を提唱する。
内容説明
米中間の半導体摩擦が起き、現在も需給が逼迫するなど、世界で半導体の重要性が格段に高まっている。半導体をめぐる国際競争の現状はどうなっているのか。日本の半導体に未来はあるのか。日本半導体産業のパイオニアである著者が、かつて世界を制した日本の家電産業を支えていた半導体の急速な発展の歴史と、日本の半導体産業の盛衰をたどり、現在の日本の持つ強みと弱みを分析。我が国の命運を握る半導体産業の復活の道筋を明快に提示し、官民連携での開発体制を提唱する。
目次
第1章 半導体をめぐる最近の動向
第2章 半導体は現代文明のエンジン
第3章 一国の盛衰は半導体にあり
第4章 半導体の驚異的な進化
第5章 日本半導体の盛衰
第6章 日本半導体復権への道
第7章 わが人生のシリコン・サイクル
著者等紹介
牧本次生[マキモトツギオ]
1937年鹿児島県生まれ。東京大学工学部卒業、スタンフォード大学電気工学科修士、東京大学工学博士。日立製作所に入社し、半導体事業部長、専務取締役などを務めたのち、ソニー執行役員専務、半導体産業人協会理事長などを歴任。半導体産業における標準化とカスタム化のサイクル現象は「牧本ウェーブ」と名づけられた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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