ちくま新書<br> 中国語は楽しい―華語から世界を眺める

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ちくま新書
中国語は楽しい―華語から世界を眺める

  • 新井 一二三【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 筑摩書房(2021/04発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480073891
  • NDC分類 820
  • Cコード C0287

出版社内容情報

中国語で書き各地で活躍する作家が、文法や発音など基礎を解説し、台湾、香港、東南アジア、北米などに華語として広がるこの言語と文化の魅力を描き出す。

内容説明

中国語の世界は広く、面白い。その話者は、中国のみならず、台湾、香港、東南アジア、北米…世界各地に分布し、十億人を超える。それだけの人が話せるのだから、じつは中国語はマスターしやすい。そして学ぶのが楽しい、魅力がたっぷりの言語である。中国語で書く作家として活躍する著者が、文法や発音など基礎はもちろん、華語として世界に広がるこの言語と文化の魅力を存分に描き出す。

目次

第1章 十億人も話せる理由―合理的な文法構造
第2章 話すと楽しくなる理由―歌う発音の楽しみ
第3章 中国語で「中国語」は何と呼ぶ?―始皇帝と毛沢東をつなぐ中国語史
第4章 華語とは何か?―中国を飛び出した中国語
第5章 漢字の愛と哀しみ―字体と言語改革の歴史秘話
第6章 台湾、変貌する言語―「台湾華語」と南洋
第7章 香港の言語革命―民主化運動と広東語
第8章 中国語の宇宙観―方位と呼称の秘密

著者等紹介

新井一二三[アライヒフミ]
東京生まれ。明治大学理工学部教授。早稲田大学政治経済学部卒。北京外国語学院、中山大学(広州)、ライアソン・ジャーナリズムスクール(トロント)留学。中文コラムニストとして、北京、上海、広州、台湾、香港の新聞や雑誌に連載を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

63
面白かった 楽しく中国語世界を紹介してくれている。 食べ物、映画、現代の台湾作家、輝いてた頃の香港、文法の説明も目からうろこだった。 推薦本2023/08/24

makio37

13
序盤の文法や発音に関する内容は、自分の中国語学習熱を再燃させた。そして、中盤以降の中国語史や周辺各国に関する内容はさらに楽しい。マレーシアでは積極的格差是正政策により、「華語」「華文」の教育を行う中高一貫校を卒業しても国立大学に進めない。シンガポールでは「二言語主義」を国策とするも、英語の下に置かれる「華文」を若者たちは見下す。台湾語には規範化された書き言葉がなく共通語化が難しい。香港の若者たちはITの進化に助けられ、民主化運動の中で自分たちの広東語の書き言葉を獲得した―。著者の中国語愛が伝わる一冊。2024/08/17

gecko

11
華語圏で連載をもつ中文コラムニストによる、中国語の世界への招待。中国語という言語を軸に、中国史や、台湾・香港の近現代史、東南アジアや北米における「華語」文化の広がりを眺めることができ、大変新鮮で勉強になった。文法・発音の章は、中国語の親しみやすさをアピールするためかざっくりしすぎていると感じたが、著者が主眼とする「時間と空間の中で、中国語に関する視野を広げることに重点を置いた」という第三章以降がとてもよい。生活や食文化、文学の話もあり、読み物として面白かった。やはり北京では「对对对对对」と言うのだな。2021/08/27

bapaksejahtera

11
単なる中国語こぼれ話かと気軽に手にとったが、中国人華人の言語及び近代言語史にまで踏み込んだかなり包括的な理解を促す一級上の本だった。著者は中国各地や香港台湾及び世界の華人地域での生活経験が深く、他書にないに言語、文学、文化の幅広い知識を与える書籍となっている。冒頭中国語の基本的な構造の説明があった後、中国人華人と呼ばれる何十億人の言語生活とその歴史をこの小冊子で述べる。但し20世紀になって使用されだした「中国」という用語に聊かの拘りもないところや北京語の膠着語的変容について述べないのには不満がやや残った。2021/09/04

みこと

10
初めの一文ではっとさせられた。中国語は世界各地に分布している10億もの人が話している言葉であるから、実はマスターしやすく文法もシンプル。広い広い中国内では方言も数多く、私達からすると同じように見える北京の言葉と香港などで話されている広東の言葉とでさえ通じないという。共通語が策定されるまでの道のりやその背景、昨今の台湾や香港と本国との軋轢やアイディンティを守るための闘いも綴られていて読み応えあった。一番驚いたのは満州の言葉が漢字ではなくてなんかアラビア語を縦書きにしたみたいな文字だったこと。2024/04/27

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