ちくま新書<br> 介助の仕事―街で暮らす/を支える

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ちくま新書
介助の仕事―街で暮らす/を支える

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480073839
  • NDC分類 369
  • Cコード C0236

出版社内容情報

多数の人が介助を必要としている現代日本。だが、大事なことが意外と知られていない。制度の仕組みから、利用の仕方、働き方まで必要なことすべてを語り尽くす。

内容説明

介助を得ることで自らが望む暮らしが可能となる。街で暮らすこともできるようになる。だが、現実は厳しい。数百万もの人が介助を必要としているのに、その担い手がいない。どうすればこの状況をマシにできるのか。介助に関心のある人、既にしている人、利用してみたい人、既に得ていて不具合を感じている人すべてに役立つ話をしていく。重度訪問介護という、公的介護保険ほど知られていないが重要な仕組みも解説。介護の仕事への対価の問題も含めて変えていけると説く希望の書!

目次


第1章 ヘルパーをする
第2章 いろんな人がヘルパーをする
第3章 制度を使う
第4章 組織を使う作る
第5章 少し遡り確かめる
第6章 少しだが大きく変える
第7章 無駄に引かず無益に悩まないことができる
第8章 へんな穴に落ちない
第9章 こんな時だから言う、また言う

著者等紹介

立岩真也[タテイワシンヤ]
1960年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

厩戸皇子そっくりおじさん・寺

75
この立岩真也という学者さんの本を初めて読んだ。なんて素敵な本を出す人なのだろう。迷うようにためらうように良い意見を紡ぐ人。この本は立岩真也入門にふさわしい。この人の本をもっと読みたいと思わされる。こんな言葉を紡ぐ人は珍しい。影響を受けそうな文章家だ。老人介護の本ではなく、障害者の介護(介助)の本なのだが、大いに啓蒙された。ケアマネージャーは介護保険の事しか知らない人があるそうだが、他にも適用できる制度がある事。そして障害者による運動の歴史や、その中で輝く偉人とその著書の紹介。こんな学者さんがいるのか✨。2021/03/31

ネギっ子gen

58
著者急逝の報を受け――。にしても、まだお若いのに……。ネットでは大変お世話になりました。深く哀悼の意を――。街の自宅で障害者が暮らしていくための制度「重度訪問介護」という、公的介護保険ほど知られていないが重要な仕組みを解説した新書。重度訪問~利用者のいるところに出向いて、比較的長い時間付き添って、介助者がその人の指示に従って動くというもの。介助を得ることで自らが望む暮らしが可能となる。だが、現実は厳しい。数百万もの人が介助を必要としているのに、その担い手がいない。どうすればこの状況をマシにできるか……。⇒2023/08/10

kentaro mori

6
極めて明解。●全部は無理でしょ、だから現状通りで仕方がないという、理屈にならない理屈を言って何もしないのではなく、現実を、そう手間暇かけずに、一つずつ、しかし結果として大きく変えていくことは簡単なことであり、するべきことであり、すればいい、そういうことです。2021/03/11

k_mitamura

4
「重度訪問介護従業者養成研修」の講義書き起こしがベースであるが、筆者の膨大な著作の入門編的なものとしても読め、比較的読みやすい。確かに実用的・実践的な本だが内容は多岐に渡る。介助(介護)へのなんかキツそうな大変そうな仕事だという紋切り型のイメージがいい意味で軽くなるし、そのように仕向けていくことの提案であり、介助(介護)の民主化(「濃さを薄める」)とでもいえばいいのだろうか、介助(介護)をあくまでドライに、誰にとってもふつうのことにしていくこと、がここでは説かれていると思う。2024/02/04

林克也

2
あぁ、もっともっと生きたかっただろうに。もっともっと書きたかっただろうに。 今まで、いろいろな学者の書いた本を読んできたけれど、立岩真也さんにいちばん刺激を受けたのではないかと、あらためて思う。 立岩さんと同じ歳の私も、残された時間があとどれだけあるかわからないが、時間の許す限り、立岩語で書かれた分厚い本のなかでまだ読んでいないものを中心に、ゆっくり読んでいこうと思う。 2023/10/31

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