出版社内容情報
一人のアマチュアの夢が、なぜ4大メジャー大会の一つとなり、全ゴルファーのあこがれとなっていったのか。マスターズの歴史、名勝負からその秘密を解き明かす。
内容説明
一人のアマチュアの夢が、なぜ全ゴルファーのあこがれのトーナメントになっていったのか。球聖ボビー・ジョーンズが作った私的な大会がメジャーに発展していった秘密とは?情熱と戦略、そして時代の流れ…ゴルフをしない人が読んでもおもしろい「マスターズ物語」。『書斎のゴルフ』編集長だった著者が、その成り立ち、コースの美しさと難しさ、そして数々の名勝負を解説。オーガスタナショナル全図と18ホールのコース図と攻略法、ゴルフ上達の名言も掲載。
目次
はじめに マスターズの魅力を余すところなく伝えます
第1章 オーガスタに宿るマスターズの精神
第2章 マスターズがメジャーになった秘密
第3章 ニクラウス、「帝王」の時代
第4章 マスターズは世界のドラマに
第5章 絶対王者、タイガーとその後の混戦時代
おわりに マスターズを愛する一ゴルファーとして
著者等紹介
本條強[ホンジョウツヨシ]
1956年東京生まれ。スポーツライター。武蔵丘短期大学客員教授。1998年に創刊して編集長を務めた『書斎のゴルフ』は「教養ゴルフ誌」として人気を博したが、2020年惜しまれつつ休刊。倉本昌弘、岡本綾子などの名選手や、有名コーチたちとの親交も深い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Sam
26
もう20年以上マスターズを観てるが歳とともに夜更かしできなくなり、代わりに朝早く起きて録画を観るようになって久しい。毎年この時期は寝不足である。まあそんなことはどうでもいいとして、マスターズの大抵のことは知ってるようなつもりになってたけどその長い歴史について知らなかったこともたくさん書いてあって興味深く読めました。アメリカでは延べ10年かけてずいぶんあちこちでプレーしたけど残念ながらオーガスタは全くご縁なし。死ぬまでに一回でいいからプレーしてみたいものです(無理だろうけど)。そして松山には優勝して欲しい!2021/04/10
スプリント
8
2021年松山英樹がマスターズを制覇しました。 本書はマスターズに挑んだプロゴルファー達の記録です。 2021/06/05
Humbaba
2
あと1ホール失敗せずに回れれば勝てる。普段の精神状態であれば普通に回ることは問題なくできることだが、かかっているものが大きければ心は穏やかではいられないし、心が穏やかではない状況では普段と同じような結果は得られない。緊張などマイナスになるだけだというのは多くの人から聞いているし、そもそも経験からもよくわかっている。しかし、それと実際に対抗できるかはまた別の問題である。2024/01/05
Go Extreme
2
はじめに マスターズの魅力を余すところなく伝えます オーガスタに宿るマスターズの精神:選手はマグノリアレーンで涙 世界中のプロが憧れる舞台 チャンピオンズ・ディナーとクロウズネスト ゴルフは愉しくなければ マスターズ創始者から学ぶゴルフ上達の名言 マスターズがメジャーになった秘密:すべてはジョーンズのグランドスラムから始まった ゴルフコースには、ゴルフの神様が存在する ニクラウス、「帝王」の時代 マスターズは世界のドラマに 絶対王者、タイガーとその後の混戦時代 マスターズを愛する一ゴルファーとして2021/04/15
まろーん
0
マスターズが現在の形になるまでの形と、名勝負の歴史を描く。マスターズの発展、メジャー化に命をかけ、病により自分にその能力がなくなるとピストル自殺をしたロバーツ氏の話が印象に残る。