ちくま新書<br> 現場力―強い日本企業の秘密

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ちくま新書
現場力―強い日本企業の秘密

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480073129
  • NDC分類 509.21
  • Cコード C0234

出版社内容情報

新しい技術の開発は、ずっと現場で行われてきた。豊富な事例をもとに、日本のものづくりの比較優位を支えてきた競争力とはどういうものか、その本質を捉え直す。

内容説明

IoT、AI、インダストリー4.0―。官主導で次々に仕掛けられる潮流に飲み込まれた日本の産業界は、重要なものを見落としている。それは、日本企業の技術開発が現場で行われてきたものであり、リーダーが計画できるものではないということだ。では、真に競争力のある企業が持っている「現場力」とはなんなのか。ドイツやタイ、そして日本のものづくりの現場を歩き、従来の完成品メーカー/下請けの関係を超えて地方発の新たな取引関係を打ち立てつつある、日本企業の強さの秘密に迫る。

目次

第1章 経営の品質を決めるものは何か
第2章 すべてのものはインターネットにつながらない―ものづくりのプラットフォーマー・ドイツ・日本
第3章 競争優位の分水嶺―日本のものづくりの強みとは
第4章 タイと日本―技術観とものづくり思想の相違
第5章 バーチャル・エンジニアリング世代の台頭―見えてきた差別化創出のカギ
第6章 競争優位の源泉に迫る
終章 ものづくりの取引関係の再編期

著者等紹介

光山博敏[ミツヤマヒロトシ]
1970年生まれ。公立鳥取環境大学経営学部准教授。立命館大学MOT大学院テクノロジー・マネジメント研究科博士後期課程修了。博士(技術経営)。信州大学グローバル教育推進センターを経て現職

中沢孝夫[ナカザワタカオ]
1944年生まれ。高校卒業後、郵便局勤務を経て45歳で立教大学法学部入学。その後、兵庫県立大学教授などを歴任。博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

1
日本だから勝てるものづくりの形について、国内中小企業とその進出先であるアジアでの製造現場を数多く見てきた著者の考え方が随所に散りばめられている。また、欧米流を出羽の神として語るアカデミア=行政/マスコミへの批判も鋭く表現されている。定量化できない能動的思考の重要性は賛同できるが、今後この強みが日本で継承出来ていくのか懸念された。2020/07/18

Go Extreme

1
IoT・AI→囃し立てる人間に利益 深層の能力≒組織能力 文明:だれもが参加・普遍的・合理的・機能的 文化:不合理・特定の集団 和服=文化・ジーンズ=文明 歴史経路 GAFA基本的機能:ハブ&スポーク機能 固有の情報←固有の努力により蓄積 長く生き抜いてきた企業:歴史経路に依存した独自技術創発 表層・深層の競争力 職人と職工 汎用生産設備では満たせない公差(許容誤差) 日常の心構えと組織能力の高さ 経済価値の希少性:歴史的条件・因果関係不透明性・社会的複雑性・特許 物事はまねやすく・精神はまねにくい 2020/06/11

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