ちくま新書<br> 山口組の平成史

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山口組の平成史

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480072771
  • NDC分類 368.5
  • Cコード C0236

出版社内容情報

ヤクザの代名詞・山口組。その組織・人・活動の実態は平成の31年間でどう変わったのか。元顧問弁護士がバブル期の経済ヤクザから、分裂の現在までを明かす

内容説明

史上最悪の抗争といわれる山一抗争での山口組四代目組長暗殺。そして平成とともに誕生した五代目山口組。時あたかもバブル経済。その裏仕事を請け負って跳梁跋扈した金満ヤクザ。しかし、その反動は大きく暴力団対策法が制定され、ヤクザ社会は厳しい時代を迎える。ヤクザにとって平成の時代は天国で始まり、地獄で終わったといえる。この間に起きた、宅見若頭暗殺事件、暴力団排除の強化、そして分裂などを、元顧問弁護士の立場から解き明かす。

目次

序章
第1部 平成前夜 五代目山口組誕生まで(ヤクザという“生き方”;山口組保守本流の系譜と伝統;田岡の死と山口組の混乱期 ほか)
第2部 五代目山口組 平成前期(1989~2005)(空前のバブル経済と五代目山口組;民暴が激変させた社会環境;ヤクザ社会を変貌させた「暴対法」 ほか)
第3部 六代目山口組 平成後期(2005~2019)(六代目体制の幕開け;平和共存への希求;戦争と平和 ほか)
終章

著者等紹介

山之内幸夫[ヤマノウチユキオ]
1946年香川県生まれ。大阪府立成城工業高校(現・成城高校)卒業後、早稲田大学法学部に進学。72年司法試験合格。75年大阪弁護士会に登録。三代目山口組本部長だった小田秀臣組長の顧問弁護士となり、84年には山口組顧問弁護士となる。87年に「暴力団の顧問弁護士」は品位を害するとして懲戒処分を受ける。88年には小説「悲しきヒットマン」を発表、映画にもなり大きな話題となる。以後、文筆活動も続けている。91年に大阪府警に恐喝未遂容疑で逮捕、6年に及ぶ裁判の末に無罪を勝ち取る。2014年建造物損壊教唆罪で在宅起訴、15年に有罪が確定し弁護士資格を失う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

11
著者は山口組の顧問弁護士をしていたので、どうしても記述はヤクザ寄りになるが、ザックリと流れを知ることはできた。暴力と金をどう扱うかという問題。2024/08/13

しげ

8
溝口敦さんの著書よりも、出来事のあらましや人間関係や構図がわかりやすく、読みやすい気がします。ヤクザの「社会システムから脱落した落伍者の受け皿」としての必要性を提示するかたちでまとめられていたのですが、名だたる幹部の方たちが、どういった経緯でヤクザになることを決めたのか、そこにどのような背景があったのか、詳しく知りたいと感じました。2020/07/13

田中峰和

7
組織の顧問弁護士として、これほど多くの人の死を見てきた人物はいないだろう。三代目の狙撃事件以来、四代目の暗殺と続いた山口組の抗争は平成に入り、一和会の解散と五代目渡辺芳則組長の就任でようやく落ち着いた。95年の阪神淡路大震災では緊急の救援活動で渡辺組長は任侠の人として話題になった。キングメーカーとして渡辺を組長に推した宅見勝若頭の暗殺はその2年後。宅見の渡辺下しが噂されていた矢先、宅見の暗殺に渡辺の関与が疑われ組長の権威は揺らいだ。抗争が相次ぐ中、暴対法の強化で山口組は弱体化。半グレの台頭が著しい。2020/12/10

funkypunkyempty

5
★★★★ 山口組顧問弁護士だっただけあり、人間関係の描写がリアル。地上げなんて言葉随分聞かなくなったが、暴対法施行後のヤクザ社会の衰退ぶりを良しとするほど人間社会は単純じゃない。ただ間違いなく、今ヤクザになったら人間らしい生活は送れない。2021/06/04

mocotaro

2
純粋に面白い。はぐれもの受け皿、としてのヤクザは確かにあると思うが、ヤクザを生まない選択肢はないのか、というのを考えさせられる2021/12/25

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