ちくま新書<br> 人類5000年史〈3〉1001年~1500年

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ちくま新書
人類5000年史〈3〉1001年~1500年

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480072665
  • NDC分類 209
  • Cコード C0220

出版社内容情報

十字軍の遠征、宋とモンゴル帝国の繁栄など人や物の交流が盛んになるが、気候不順、ペスト流行にも見舞われる。ルネサンスも勃興し、人類は激動の時代を迎える。

内容説明

文明の誕生から現代まで、人類五〇〇〇年の歴史をまとめる著者のライフワークの第三巻。一〇〇一年から一五〇〇年までを概観する。ヨーロッパでの十字軍の遠征、中国での宋の繁栄、モンゴル帝国の成立により、人類はグローバリゼーションを謳歌した。しかし、直後の気候不順、ペスト流行などによりモンゴル帝国は崩壊、明が中国を支配した。ヨーロッパではフィレンツェを中心にルネサンスが花開いた。

目次

第8章 第五千年紀前半の世界(一〇〇一年から一五〇〇年まで)(宋と東ローマ帝国の繁栄(一〇〇一年~一一〇〇年)
十字軍の時代(一一〇一年~一二〇〇年)
モンゴル世界帝国(一二〇一年~一三〇〇年)
ペストの大流行と明の建国、百年戦争の始まり(一三〇一年~一四〇〇年)
ルネサンスの世紀(一四〇一年~一五〇〇年))

著者等紹介

出口治明[デグチハルアキ]
立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て、2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月生命保険業免許取得に伴いライフネット生命に変更。2012年上場。2018年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Emkay

19
西暦1001-1500年を網羅。百年ずつ区切って(1)宋と東ローマ帝国、(2)十字軍、(3)モンゴル帝国、(4)ペスト、明、百年戦争、(5)ルネサンス、と5章に分けて解説。大変読みやすい。中世と言われるこの時期、常に戦争ばかり行われていたという印象。14世紀のペスト大流行は、モンゴル帝国がきっかけとなった東西交易が遠因だと指摘。グローバリゼーションで拡散したとされる新型コロナと同じ構図。ルネサンスでは、人類が神の手下ではなく、自我に目覚めていく過程が記され、ようやく現代に通じる価値観を見いだせる。2021/04/22

coolflat

17
1001年から1500年までの歴史。宋元明、セルジューク朝やティムール朝、十字軍や百年戦争などを主に扱う。モンゴルの世界帝国成立により、世界の交易がグローバル化していく時代である。25頁。南無阿弥陀仏と唱えれば救われると説くシンプルな教えの浄土教は庶民層に広まり、生きることの意味を問うなど難しい理屈の多い禅の教えは士大夫層に広まりました。この不況に大きな役割を果たしたのが木版印刷でした。この当時の印刷技術の進歩には目を見張るものがあり、信者を得るためのアジビラや宗教文書の大量印刷が可能になっていたのです。2022/05/20

こちょうのユメ

13
AD1000年までを500年ごとに記述した詳細な歴史書。独自の人名や地名表記が多く、めまいがするほど。だが本格的に歴史を学ぶには良い。知らなかったが、聖徳太子の実在は不明で、厩戸王がそのモデルという。また、シルクロードは実際には交易路としては過酷で、おおくは「草原の道」や「海の道」がつかわれたこと。寒冷化などの気候変動が諸民族の大移動を引きおこし、文明の興亡につながったという「気候文明史」としての考察。印象に残ったのは、歴史には振り子のような揺り戻しの現象があるという指摘で、深い真理を突いていると思う。2025/06/29

井上裕紀男

10
北欧王家や平清盛など、海を馳せた時代の記録がもっと残っていたら、現在の歴史認識も良くなるんじゃないかと思う巻。 モンゴル話が当然わんさか出てきますが、バイバルスの下りが非常に面白い。十字軍の愚行もしっかり記載去れていて好感。異端審問制度など馬鹿馬鹿しい悪行も然りです。 王安石とトマ・ピケティを比較している辺りも秀逸です。ぜひお読み下さい。 文化関係があまり出てこない所を見ると、人類はこの辺りになかなか争い続けた感があるなと邪推。ペストのパンデミックなど、えげつない時代を市井の人たちは苦しんだはず。2024/08/14

Mzo

9
シリーズ3冊目。地域史ではなく、世界史全体を編年体で書く試みは面白いんだけど、時代が下ってくるとディスパッチが多くなって、若干読みにくくなってきたかな…。逆にもっと現代史に近付くと、ある事象・事件を多面的に記載できて楽しくなるかも。さて、この巻で扱われてる時代では、やはり宋とモンゴルが面白く読めました。小説の影響かな。2020/06/05

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