ちくま新書<br> チベット仏教入門―自分を愛することから始める心の訓練

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ちくま新書
チベット仏教入門―自分を愛することから始める心の訓練

  • 吉村 均【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 筑摩書房(2018/11発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 304p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071910
  • NDC分類 180.9
  • Cコード C0215

出版社内容情報

生と死の教えが世界的に注目されるチベット仏教の正統的な教えを解説。必要最小限の知識を紹介し、教えの本質をやさしく説き明かす。生と死の教えが世界的に注目されているチベットの仏教。その正統的な教えを解説した初めての入門書。必要最小限の知識を紹介し、教えの本質をやさしく説き明かす。

吉村 均[ヨシムラ ヒトシ]
著・文・その他

内容説明

チベットの仏教はいま世界的に深く浸透しつつある。とくにその生と死の教えに関心が向けられている。チベットの伝統は古い形の仏教を残しており、それが現代の諸問題に対応しうるものとして大きく注目されているのだ。チベットにおける仏教の正統的な教えを解説した初めての入門書。最初に必要最小限の知識を紹介したうえで、それを踏まえて仏教の実践へと進めるように、教えの本質をやさしく説き明かす。読者を、チベットに今も残る仏教の豊かで深い心の世界へと誘う。

目次

序 なぜ世界でチベットの教えが関心を持たれているのか?
第1章 チベットの仏教の歴史―日本との対比
第2章 仏教の要点
第3章 伝統仏教学のすすめ
第4章 ラムリム(菩提道次第)とロジョン(心の訓練法)―仏教の学習と実践の心髄
第5章 仏教の実践
第6章 密教入門
第7章 私のチベット仏教体験―旅の思い出
補 「グルイズム」とオウム真理教事件

著者等紹介

吉村均[ヨシムラヒトシ]
1961年東京生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。チベットの諸師より顕密の教えを学ぶ。現在、公益財団法人中村元東方研究所専任研究員。お茶の水女子大学・宇都宮大学・横浜市立大学・早稲田大学・東洋大学・明治学院大学・東京女子大学非常勤講師。専門は日本倫理思想史、仏教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さえきかずひこ

11
著者はチベット仏教の研究者として、大学で教えていたが、地下鉄サリン事件のあとに入信した学生と知り合い、危機感を覚え、チベット仏教の実践に入る。本書の前半はチベット仏教の概要を伝えながら、仏教について書かれたものや経典をいくら研究しても、ブッダへの信仰をつかみ取ることにはならないと繰り返し説いている。後半は彼のインドなどでの修行記であり読む価値有り。また瞑想を行なって幻覚など異常な体験をすることはよくあるがそれを求めて修行を行ってはならないと戒めている。巻末で中沢新一を擁護している点以外は良い入門書である。2020/11/01

nizimasu

5
チベット仏教の全体図と修行法について事細かに書いてあるので非常に参考になりました。後半にオウムについての言及もあり行き届いている。そこではいわゆる瞑想による幻覚などの行為を通じて悟りと勘違いする信者について書いているんだけどそれが実際に悟りを得たいという瞑想ジプシーみたいな人がいる今のブームとどこか根底ではつながっている感じがしてうすら寒い気がしたな。2019/03/12

qwer0987

2
正直私には難しすぎた。それもこれも入門という割にある程度の基礎知識が要るし、馴染みないチベット語の単語が理解の妨げになっていたように思う。個人的にはもっと学術的視点でチベット仏教に触れたかったのだが、宗教的な個人の思いを念頭に記述されていた点が引っ掛かった。だがまあぼんやりとした程度ながら、知識は増えたかもしれない。今の自分は幸運な状態だと気づくことが仏教の出発点という内容が個人的に心に残った。またチベット仏教をいいとこ取りしたオウム真理教の教義の歪みを再認識できた2020/03/27

ラメラ

2
チベット仏教に興味があり、図書館で借りました。内容はびっくりするほど素晴らしかったです。チベットでの仏教にとどまらず、もっともっと仏陀の説いた仏教の基本の基本から。日本の仏教を知りたい人にもおすすめです。わかり安い仏教の本はない、もし正しい内容の仏教の本を書こうと思ったら「読んでもわからない仏教」になってしまう…というのがユニークでした。今後も読み返したいので購入します。2019/03/08

はちめ

2
チベット仏教に関する実践的入門書、自身の体験も踏まえわかりやすく書かれている。反面、理論面ではやや物足りなさを感じるが、おそらくチベット仏教というものは実践的な性格を持つ仏教なんだと思う。極めて大乗的で、日本の鎌倉仏教にも通底するところも感じる。☆☆☆★2018/11/27

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