出版社内容情報
豊臣秀吉、徳川家康・秀忠らが本拠地とした大坂城を石垣や当時の詳細な資料を手掛かりに読み解く。大坂本願寺に始まり、豊臣秀吉、徳川家康・秀忠ら歴代の権力者が本拠地として整備した枢要の地、大坂城の全てを石垣や当時の詳細な資料を手掛かりに読み解く。
中村 博司[ナカムラ ヒロシ]
著・文・その他
内容説明
かつて浄土真宗の聖地として栄え、織田信長の後を承けた豊臣秀吉、徳川家康・秀忠まで、時の権力者が本拠地として修築を重ねた大坂城。豊臣家の居城として栄華を極めるが、大阪夏の陣で落城。江戸幕府に再築されるものの、幕末には大部分が焼失した。明治以降、大阪市民の支持を得て天守閣が復興、現在まで市民に愛され続けている。長きにわたり権力者たちの興亡の舞台となった名城を、最新の研究成果に基づき読み解く、通説を刷新する決定版通史。
目次
第1章 大坂本願寺の時代
第2章 番城の時代
第3章 豊臣秀吉・秀頼の時代
第4章 松平忠明の時代
第5章 徳川秀忠による大坂城再築工事
第6章 徳川時代の大坂城と城下町
第7章 近代の大阪城と天守閣復興
著者等紹介
中村博司[ナカムラヒロシ]
1948年、滋賀県大津市生まれ。滋賀大学教育学部卒業。大阪城天守閣学芸員、大阪市教育委員会主任学芸員、(財)大阪市文化財協会企画調査課長、大阪城天守閣副館長を経て、2000年より大阪城天守閣館長。2007年3月退職。2017年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。現在、大阪樟蔭女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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katashin86