ちくま新書<br> 大坂城全史―歴史と構造の謎を解く

個数:
電子版価格
¥1,210
  • 電子版あり

ちくま新書
大坂城全史―歴史と構造の謎を解く

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月29日 10時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 368p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480071804
  • NDC分類 521.82
  • Cコード C0221

出版社内容情報

豊臣秀吉、徳川家康・秀忠らが本拠地とした大坂城を石垣や当時の詳細な資料を手掛かりに読み解く。大坂本願寺に始まり、豊臣秀吉、徳川家康・秀忠ら歴代の権力者が本拠地として整備した枢要の地、大坂城の全てを石垣や当時の詳細な資料を手掛かりに読み解く。

中村 博司[ナカムラ ヒロシ]
著・文・その他

内容説明

かつて浄土真宗の聖地として栄え、織田信長の後を承けた豊臣秀吉、徳川家康・秀忠まで、時の権力者が本拠地として修築を重ねた大坂城。豊臣家の居城として栄華を極めるが、大阪夏の陣で落城。江戸幕府に再築されるものの、幕末には大部分が焼失した。明治以降、大阪市民の支持を得て天守閣が復興、現在まで市民に愛され続けている。長きにわたり権力者たちの興亡の舞台となった名城を、最新の研究成果に基づき読み解く、通説を刷新する決定版通史。

目次

第1章 大坂本願寺の時代
第2章 番城の時代
第3章 豊臣秀吉・秀頼の時代
第4章 松平忠明の時代
第5章 徳川秀忠による大坂城再築工事
第6章 徳川時代の大坂城と城下町
第7章 近代の大阪城と天守閣復興

著者等紹介

中村博司[ナカムラヒロシ]
1948年、滋賀県大津市生まれ。滋賀大学教育学部卒業。大阪城天守閣学芸員、大阪市教育委員会主任学芸員、(財)大阪市文化財協会企画調査課長、大阪城天守閣副館長を経て、2000年より大阪城天守閣館長。2007年3月退職。2017年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。現在、大阪樟蔭女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金監禾重

9
徳川秀忠は、秀吉の大坂城を覆い隠す形でさらに巨大な大坂城を計画した。分担させられた諸大名は「晴れがましい」工区を求めた。見栄えを競ったであろうことは門付近の巨石からもわかる。鳥取池田家の巨石の運び方を伝える文献(石の大半を海に沈め船で曳いた)があるが、池田家の担当区に巨石は無いというのが不思議だ。細川忠興などは領地の豊前沓尾からはるばる石を運んだ(しっかり史料が残っているのが素晴らしい)。最も遠距離の採石地として、肥前唐津にこの時代と思われる残石があるが、玄界灘を無事越えられたのだろうか。2022/06/21

アメヲトコ

8
「全史」と銘打つだけあって、前身の本願寺時代から戦後までの大坂城のあゆみを、最新の研究成果も取り入れながら通観した一冊。一般には影の薄い番城時代や松平忠明時代をそれぞれ独立した章として取り上げているところも嬉しい。若干土地勘を要する叙述なので、冒頭に現代の大坂城と周辺の地図でも載っていたらより親切だったようにも思います。2019/08/07

Book Lover Mr.Garakuta

8
図書館本:面白かった。大坂城にまつわる逸話が、時代ごとに開設されている。2019/01/19

うしうし

7
市民図書館本。詳しく感想を書きたいが、時間がない(返却日超過)ため、後日。項目それぞれがすべて面白い。「本願寺の時代から近現代までの大坂城の変遷について、できるだけ等価的な叙述をこころがけた」(p342~343)ことが、本書の特徴であり、筆者の執筆姿勢。著者の大阪城に関する基本的な考え方や最新の研究成果の一部も披露されている。2019/02/14

katashin86

4
古代から栄える、日本の真ん中の大都市にそびえるお城の歴史を、石山本願寺のころから説き起こした一冊。 最初に行ったときは、鉄筋コンクリート造りで、史実といろいろズレていて、なんならエレベーターまである、偽物としか思えなかった昭和復興大阪城天守閣だが、今となっては豊臣・徳川の天守より長い間存在し、「大大阪時代」を象徴する登録有形文化財として認められている。何度訪れても発見のある大坂城・ひいては大阪の街に興味のある人におすすめ。2020/08/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13119614
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品