出版社内容情報
女子はなぜ朝ドラに惹かれるのか。それはヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるから。炸裂する女子のホンネから現代社会も見えてくる。
矢部 万紀子[ヤベ マキコ]
著・文・その他
内容説明
一九六一年放送が始まり、六六年に「おはなはん」でブレイクした連続テレビ小説、通称「朝ドラ」のテーマは、なんだかんだいっても女の一代記、女の生き方。社会状況が劇的に変化しても、五十周年を機に放送開始時間が八時十五分から八時に変わっても、それは変わらない。そして今も、女子は朝ドラに励まされたり慰められたりしている。それはなぜか。ヒロインの人生の戦いは、すべての働く女子の戦いに重ねられるからだ。本書は朝ドラ論であるとともに働く女子論でもあり、働く女子を身近にもつ男子の必読書でもある。
目次
序章 働く女子に、励まされたり、裏切られたり―「ちりとてちん」(二〇〇七年下期)
第1章 ハンサム夫を愛でる
第2章 色気にやられる
第3章 せっかくなのに、な、なぜ?
第4章 真っ当な女子への讃歌
第5章 朝ドラが、問いかけるもの
巻末資料 本誌で扱った朝の連続テレビ小説
著者等紹介
矢部万紀子[ヤベマキコ]
1961年三重県生まれ。コラムニスト。1983年朝日新聞社に入社し、記者に。宇都宮支局、学芸部を経て、「AERA」、経済部、「週刊朝日」に所属。1994年、95年、「週刊朝日」で担当したコラムをまとめた松本人志『遺書』『松本』(朝日新聞出版)がミリオンセラーになる。「週刊朝日」副編集長、「AERA」編集長代理をつとめたのち、書籍編集部で部長をつとめ、2011年、朝日新聞社を退社。シニア雑誌「いきいき(現「ハルメク」)」編集長となる。2017年に株式会社ハルメクを退社し、フリーランスで各種メディアに寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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