出版社内容情報
メンデルスゾーン、ショパン、シューマン、リスト、ワーグナー。ロマン派の巨人の人生が絡み合い、新しい音楽が生まれた瞬間を活写。
中川 右介[ナカガワ ユウスケ]
内容説明
メンデルスゾーン(一八〇九年)、ショパン(一八一〇年)、シューマン(一八一〇年)、リスト(一八一一年)、ワーグナー(一八一三年)。国は別々だが、一八一〇年前後に生まれた彼らは、友人として緩やかなサークルをつくり刺激しあいながら、“新しい音楽”を創作した。溢れる才能と情熱を生み出したそのネットワークとはどのようなものだったか。恋愛や交流、時代の波は、大作曲家たちの作品にどのような影響を与えたか。同時代を生きた巨人たちの人生から、十九世紀に花開いたロマン派音楽の深奥に迫る!
目次
第1章 ベートーヴェン・チルドレン(~一八二八年)(ひとつの「出逢い」;リストが入れなかった音楽院 ほか)
第2章 革命と青春の旅立ち(一八二九~一八三二年)(“田園交響曲”の衝撃;蘇った“マタイ受難曲” ほか)
第3章 恋の季節(一八三三~一八三五年)(オペラの現場へ;リストの「運命の女」 ほか)
第4章 青春の決着(一八三六~一八四一年)(引き裂かれた恋;逃げた婚約者を追って ほか)
著者等紹介
中川右介[ナカガワユウスケ]
1960年東京都生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。出版社IPCで編集長を務めた後、1993年にアルファベータ社を設立し、代表取締役編集長に(2014年秋まで)。「カメラジャーナル」「クラシックジャーナル」を創刊し、同誌のほかドイツ、アメリカ等の出版社と提携し音楽家や文学者の評伝や写真集などを編集・出版。2007年からクラシック音楽、歌舞伎、映画、歌謡曲、マンガなどの分野で執筆活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Isamash
ovonkovon
まっちゃん2
hr
どら猫さとっち
-
- 和書
- 死が三人を分かつまで