ちくま新書<br> 「ココロ」の経済学―行動経済学から読み解く人間のふしぎ

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ちくま新書
「ココロ」の経済学―行動経済学から読み解く人間のふしぎ

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069313
  • NDC分類 331
  • Cコード C0233

出版社内容情報

世界は愚か者であふれている。なぜ私たちは不合理な行動をつづけるのか? 経済学、心理学、脳科学などの最新知見から、矛盾にみちた人間のココロを解明する。

依田 高典[イダ タカノリ]

内容説明

人間は矛盾に満ちています。ときには理性的に、利己的にふるまう一方で、ときには感情的に、利他的にもふるまいます。なぜ賢いはずの人間が、愚にもつかない失敗をするのでしょうか?そのメカニズムを知るために必要なのは、自明視されてきた人間の合理性を疑い、気分や空気に流されがちなココロの声に耳を傾けることです。本書は、ココロの深奥に迫ろうとする経済学の新しい潮流を一望し、心理学、脳科学などの知見を援用しながら、謎に満ちた人間の不思議を解明します。

目次

第1章 経済学の中のココロ
第2章 躍る行動経済学
第3章 モラルサイエンスの系譜
第4章 利他性の経済学
第5章 不確実性と想定外の経済学
第6章 進化と神経の経済学
第7章 行動変容とナッジの経済学

著者等紹介

依田高典[イダタカノリ]
1965年、新潟県生まれ。1989年、京都大学経済学部卒業。1995年、同大学院経済学研究科修了。博士(経済学)。現在、京都大学大学院経済学研究科教授。その間、イリノイ大学、ケンブリッジ大学、カリフォルニア大学客員研究員を歴任。専門は応用経済学。情報通信経済学、行動健康経済学の研究を経て、現在はフィールド実験経済学とビッグデータ経済学の融合に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みっくん

38
心理学、脳科学、ときて来るかな行動経済学ブーム。合理的な判断をする経済人をモデルとするのではなく、ココロなどの影響により完全には合理的な判断が出来ない経済人をモデルとする行動経済学。損失回避効果、現状維持バイアスなど、その内容は一般人としては親しみを持ちやすい。頑張れオイコノミア!2017/01/05

ふろんた2.0

12
わかりやすく読める工夫がされているが、内容が横断的で教科書みたい。2018/03/28

武井 康則

9
物理学をモデルとしたホモエコノミカスでは本当の経済活動は読み取れないと心理を導入した行動経済学、神経経済学の歴史を記している。アダム・スミス自身「国富論」の前に「道徳感情論」を書いている。モラルサイエンスとして出発するはずだった経済学に多くの経済学者が修正を加え、その修正をも主流派は飲み込みながら発展してきた。その流れ各々の経済学者の業績等を説明しながら現在の状況までを解説している。大学の教授で学生に声明しているだけあって教科書的でわかりやすい。巷にある行動経済学のエピソード満載の面白さはないが、真に→2025/01/11

ぴかいち

5
途中の経済学史みたいなところが微妙。そういえばソフトバンクのオプションサービスってオプトアウト方式なんだなぁって思った。それで友達が解約するのを忘れて月額1万円になっちゃったーって言ってた。行動経済学だなぁって感じ。、2017/12/26

逍遥遊

5
232-20161222-15 半分くらい不要かな。行動経済学から脱線して、各学派の解説が続く。でも、マーシャルが私費でケインズをケンブリッジ大学に復学させたエピソードや震災時の実験経済学、オプトイン方式の改善案は面白かった。これだけ、購入する価値あり。ただし132ページに印刷ミスがあり、ちくま新書の未熟者が露呈した本だった。2016/12/22

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