ちくま新書<br> 図説 科学史入門

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図説 科学史入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 368p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480069207
  • NDC分類 402
  • Cコード C0240

出版社内容情報

天体、地質から生物、粒子へ。科学は新たな発見から分類、認知されるまで長い歴史を経ている。その過程を美しい図像を元に一望する。

橋本 毅彦[ハシモト タケヒコ]

内容説明

図には言葉では説明しきれない、決定的な情報が盛り込まれている。本書は一見に値するような図像を一〇〇点あまり揃え、科学史発展のストーリーの中でそれらを位置づけ、図の背景にある科学の内容や人間模様を解き明していく。天文・気象・地質・動物と植物・人体・生命科学・分子、原子、素粒子の七つの自然科学の分野で、それぞれの転機をなした図像とはどのようなものか。科学史の重要な局面を生んだ図像から、歴史のダイナミズムをつかむ科学史入門の決定版。

目次

序章 科学史を俯瞰する―古代から現代へ至る科学の発展
第1章 天文―星の振舞と宇宙の構造
第2章 気象―大気の状態と予測
第3章 地質―地層の重なりと地球の歴史
第4章 動物と植物―動植物の姿、形、模様
第5章 人体―各器官の構造と機能
第6章 生命科学―顕微鏡下の世界
第7章 分子、原子、素粒子―心の眼で見た究極の粒子

著者等紹介

橋本毅彦[ハシモトタケヒコ]
1957年東京生まれ。東京大学教養学部卒業、ジョンズ・ホプキンス大学大学院博士課程修了、Ph.D.取得。東京大学教養学部講師、東京大学先端科学技術研究センター助教授を経て、東京大学大学院総合文化研究科教授。専攻は、近現代の科学史、技術史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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吟遊

13
とてもよい本です。佐々木力さんの『科学史入門』(岩波新書)からだいぶ月日が経って、いま最新の知見をまとめ、しかも「イメージ」に着目して興味深く読みやすい入門書が出るのはとてもよいこと。「入門」ゆえに細かい議論には踏み込まないものの、教科書的に全体をさらうという点では、かなり視野が広く、科学史を勉強したことのあるひとも知らない名前がぽんぽん出て来る。2017/07/25

左手爆弾

8
科学史についての様々なエピソードを図説とともに紹介。それは月のスケッチ・宇宙の構造・様々な標本・解剖図・分子モデル図・親和力表など、極めて多岐に渡る。天動説と地動説、進化論、ヒドラの切片のどちらに魂があるかなど、それぞれの分野の学説が更新されていく様子は興味深い。ただ、いかんせんひとつひとつの話が短すぎてよくわからない。図表を書くことで考えが多くの人に伝わったり、科学者の中で整理されたりする。そういう科学者と画家の共同作業の側面について最後で述べられていたが、その点でもっと深めてもらった方がよかった。2017/01/03

Hiroshi

7
科学史の話題に焦点を据え、①天文、②気象、③地質、④動物と植物、⑤人体、⑥生命科学、⑦分子・原子・素粒子の分野の近代以前から現代に至る迄の歴史的発展を追っていく本。その説明に図像を多く使っているのが特徴だ。近代以前の自然観はアリストテレスの哲学で説明される。地球を中心に置く天動説であり、地上では四元素が本性に従って運動する自然観であり、天界は第5の元素エーテルによって構成され円環の運動を行うと説明される。16世紀のコペルニクスの地動説の提唱を契機にアリストテレスの自然学の体系は解体され近代科学が誕生する。2024/03/07

キニマ

6
科学史の改革と変遷を偉人の紹介と図説を用いてまとめられている。天文、気象、地質、動物と植物、人体、生命科学、分子原子素粒子などの専門がテンポよく展開し進められているのでなんとなくはつかめるが詳しいわけではない。ただ先人の試行錯誤が現代までも受け継がれており、その漆塗りのような作業こそ科学の進歩なのなど実感できる。公式や用語を生きた言葉であると再認識できた。2018/04/25

sine_wave

3
一度は科学史の本を読んでみたいと常々思っていた。本書は天文を始めとして各章に分野を割り当てて記述している。「天文」「気象」「地質」「動物と植物」「人体」「生命科学」「分子、原子、素粒子」に分けられている。よく聞いた人名もあり、硬い内容にもかかわらず読みやすかった。2017/01/21

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