出版社内容情報
「学問」にとらわれず、自分で考える素人たれ! 小林秀雄、吉本隆明、内田樹、池上彰などの著作を批判的に読解し、「無学問」を説く。タブーに切り込む一冊!
内容説明
「学問」って、そんなに必要?やるとバカになるんじゃないの?原発事故が起こって発言をし始めた知識人はみんな興奮しているだけじゃないの?本書は、吉本隆明、福沢諭吉、小林秀雄、江藤淳、池上彰、養老孟司、内田樹、三島由紀夫、アーレントなど、さまざまな知識人の著作を俎上に載せ、誰もが薄々気づきながらも言えなかったことに切り込んでいく。学問は使っても、使わなくてもいい。自分の身体の声を聞き、自分の頭で考える「素人」たれ!「学問」から「無学問」へ。いま読まれるべき、新しい思想がここにある。
目次
第1章 学問を知って、学問を捨てよ(学問の正体;考える競技;学問の罠)
第2章 言葉は正しいが、ニセモノである(言葉を疑う;脳と内臓;言葉と身体)
第3章 思想とは、勃起する知性である(震災・戦争・明治維新;思想の真実;勃起の系譜)
知の奴隷にならないために(知識・教養のウソ;吉本隆明の「非知」;本物の「知」を探して)
著者等紹介
伊東祐吏[イトウユウジ]
1974年生まれ。早稲田大学教育学部卒業。名古屋大学大学院文学研究科博士後期課程修了。文芸評論家、思想史学者。現在、文化学院非常勤講師、法政大学兼任講師。著書・論文に「批評論事始」(『群像』2009年6月号、第52回群像新人文学賞優秀作)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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