出版社内容情報
「空気を読む」というマイナスに語られがちな行為は、実は議論の流れを知るための技でもあった! ツッコミから反論、仲裁まで、話すための極意を伝授する。
内容説明
空気を読んだつもりになって、議論の流れに任せて意見を言わなかった経験ありませんか?反論やツッコミが苦手で、他人の意見に乗っかってしまい後悔する。議論が間違った方向に進んでいるのに、それを変えることができない。そんなタイプの人に向けて、その場の雰囲気を壊さずに、モノ言うために「問題の仕組みを明らかにする」「議論へのツッコミをいれる」「相反する意見をまとめて、よりよい解決を提示する」といった三つの技法を伝授する。これからの社会人に求められる本当のコミュニケーション!
目次
序章 「空気」を形にする
第1章 空気は議論のためにある―構造から隙を見抜く(議論は主張とツッコミでできている;意味のない議論は相手にしない;一番注目すべきは「根拠」である;例示とデータの使い方には意外と穴が多い)
第2章 その議論、間違ってます―ツッコミから反論へ(ちゃんとした問題になっているか?;結論は広げすぎると罠にはまる;王道な根拠への反論;思い込みで結論は捻じ曲がる)
第3章 揉めてからの「議論力」―二項対立を乗り越える(その対立は本当か?;議論の次元を上げる;反対と賛成は紙一重?;思考の枠組みを超える)
著者等紹介
吉岡友治[ヨシオカユウジ]
1954年宮城県仙台市生まれ。東京大学文学部社会学科卒、シカゴ大学人文学科修士課程修了、比較文学・演劇理論専攻。代々木ゼミナール講師を経て、現在、インターネット講座「VOCABOW小論術」校長。ロースクール・MBA志望者などを対象に文章、論理の指導を行うほか、企業でもライティング指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
saga
ゆう
中島直人
茶幸才斎
KJ