出版社内容情報
戦後史からみえる
この国の弱点
幼稚化した保守、アメリカと天皇、反知性主義の台頭、左右の迷走、日中衝突の末路……。戦後日本は一体どこまで堕ちていくのか? 安易な議論に与せず徹底討論。
内容説明
日本は破滅に向かっている。反知性主義は大衆のみならず、政治家にも蔓延し自分勝手な妄想に浸り、歴史を都合よく塗り替えようと必死である。一方、それを批判するリベラルは「戦後」に落とし前をつけることができず、壊滅的な状況が続いている。なぜ、日本は思考停止に陥ってしまったのか?なぜ「負け」を認めることができなかったのか?「天皇とアメリカ」「保守の劣化」「新たな日中戦争」「左右の沈没」など臆することなく徹底討論。
目次
第1章 日本の保守はいかに劣化しているのか
第2章 日本の砦アメリカと天皇
第3章 アジアで孤立する日本
第4章 右と左がどちらも軟弱になる理由
第5章 反知性主義の源流
第6章 独立という思想へ
著者等紹介
笠井潔[カサイキヨシ]
1948年生まれ。小説家・評論家
白井聡[シライサトシ]
1977年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。現在、文化学園大学助教。専門は政治学・社会思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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