ちくま新書<br> 科学哲学講義

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科学哲学講義

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  • サイズ 新書判/ページ数 202p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480066701
  • NDC分類 401
  • Cコード C0240

出版社内容情報

科学的知識の確実性が問われている今こそ、科学の正しさを支えるものは何かを、根源から問い直さねばならない! 気鋭の若手研究者による科学哲学入門書の決定版。

内容説明

「日はまた昇らない」―そんなはずはないと思われるでしょう。我々は毎朝「日は昇る」という知識を得て、日が昇ることを正当化しているからです。でもそんな推論がうまくいかないことを教えてくれるのが科学哲学。我々の見ている世界のあり方をがらりと変えてしまう科学哲学は、科学哲学者と科学者だけのものではないのです。科学的知識の確実性が問われているいま、科学の正しさを支えているものとは何か、真の科学的思考とは何かを根底から問い直す、哲学入門講義の決定版。

目次

第1章 日はまた昇らない?―自然法則の必然性について
第2章 原因なんてない?―因果の実在について
第3章 原子なんてない?―見えない世界の実在について
第4章 科学は正しくない?―科学とそうでないものの線引きについて
第5章 科学で白黒はつかない?―科学の合理性について
第6章 科学ってなに?

著者等紹介

森田邦久[モリタクニヒサ]
1971年兵庫県姫路市生まれ。大阪大学基礎工学部卒。博士(理学)、博士(文学)、いずれも大阪大学で取得。専門は科学哲学。日本学術振興会特別研究員、早稲田大学高等研究所助教、准教授を経て、現在、同招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rosetta

22
筆者は阪大で理学と文学の博士号を取得したというのだから羨ましい限りの秀才だ。自分の知的レベルのちょっとだけ上を行くギリギリついていけるこういった科学書には興奮が止まらない!大学では文系の典型のような文学部に進学した自分だが、大学の教養部で一番面白かったのは自然科学概論と数学概論だった。文系学問とは違うであろうと期待する自然科学への憧れもあったのかと思う。ン十年前の知識ではクーンのパラダイム論転換がせいぜいだが、その後進んだ学問的業績を教えて貰った様な新たな満足感がある。この人の他の本も是非読んでみたい!2021/02/21

1959のコールマン

19
☆4。面白く読めた。科学哲学についての本は色々読んでみたが、これは分かりやすい文章で書かれているので理解が進む。入門書と言っても間違いないだろう。ただし、第6章のみいきなりレベルが上がるが。内容については、科学的事実の証明や、科学かそうでないかの線引きが意外に難しい事には驚いた。カール・ポパーが唱えた反証可能性基準、それだけでは不十分な事にも。なお、読みやすさにつられてスイスイ進むと途中でアタマが混乱する。そこは「テツガク」の本。それなりに精読を要求されるので注意。メモ及びノートは必要。2019/06/09

minochan

11
アブダクション (類推) との距離感ーー結論を真実とは言えないけど、新しい考えを生むためには不可欠と捉えることーーが大事だなと再確認できた。 読んでいる時にはすこし物足りないなと感じる部分もあったが、突っ込んだ話は参考文献項のおすすめ書籍リストに期待。2022/10/25

よたか

6
科学の正しさを事例や様々な視点から説明されている。集合や必要十分についての勉強を疎かにしてたので、途中でこんがらがったりした。未だに科学の正しさは証明されておらず、宗教や思想とは程度の差でしかないのか。絶対的な真などない気がする。2021/05/04

red herring

6
哲学、といったものではなく、科学の対象についてのお話。若干、論理学の基礎を含む。哲学に期待してた分、肩透かし。2020/11/02

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