出版社内容情報
証拠を飽きるほど見つめ、鑑と筋と手口を読み、ホシを追い詰める。大事件の舞台裏から取調室での攻防戦まで。ベテラン刑事の捜査術。
内容説明
刑事とは、どんな人間で、どんな使命感をもって、どのように働いているのか。たとえば殺人なら「鑑」を、暴力事件なら「筋」を、窃盗なら「手口」を読んでいくのが定石だが、ベテラン刑事は、それぞれどこに注目するのか。捜査・取り調べに当たる刑事は、どんな点で錯誤しやすく、どこに注意を払うべきか。どんなホシも、どれほどささいな事件でも、必ず裏がある―。“刑事バカ”として、現場で経験した事件から、ホシの心理や犯罪を取り巻く人間模様、失敗談、大きなニュースになったケースの舞台裏まで、その本質に迫り、等身大の刑事の苦しみや生きがいを紹介する。
目次
序章 刑事の眼
第1章 警視庁捜査二課
第2章 臨場
第3章 原点は「泥棒」
第4章 先入観と執念
第5章 捜査の不思議
第6章 落とす
終章 刑事の心得
著者等紹介
萩生田勝[ハギウダマサル]
1949年東京生まれ。都内の商業高校を卒業後、68年警視庁入庁。85年に警部補に昇進、警視庁捜査二課捜査係長を務める。担当した事件には、東海銀行秋葉原支店巨額不正融資事件、日本道路公団贈収賄事件、農水省構造改善局贈収賄事件、外務省内閣官房報償費詐欺事件など多数。02年に警視昇進、玉川警察署、昭島警察署の刑事課長を歴任。05年に警視庁捜査二課立川分室管理官に就任。07年8月、警視庁を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kakaka@灯れ松明の火
ゲンゲン
ceskepivo
meisyuu
gkmond