ちくま新書
刑事(デカ)魂

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480065438
  • NDC分類 317.75
  • Cコード C0231

出版社内容情報

証拠を飽きるほど見つめ、鑑と筋と手口を読み、ホシを追い詰める。大事件の舞台裏から取調室での攻防戦まで。ベテラン刑事の捜査術。

内容説明

刑事とは、どんな人間で、どんな使命感をもって、どのように働いているのか。たとえば殺人なら「鑑」を、暴力事件なら「筋」を、窃盗なら「手口」を読んでいくのが定石だが、ベテラン刑事は、それぞれどこに注目するのか。捜査・取り調べに当たる刑事は、どんな点で錯誤しやすく、どこに注意を払うべきか。どんなホシも、どれほどささいな事件でも、必ず裏がある―。“刑事バカ”として、現場で経験した事件から、ホシの心理や犯罪を取り巻く人間模様、失敗談、大きなニュースになったケースの舞台裏まで、その本質に迫り、等身大の刑事の苦しみや生きがいを紹介する。

目次

序章 刑事の眼
第1章 警視庁捜査二課
第2章 臨場
第3章 原点は「泥棒」
第4章 先入観と執念
第5章 捜査の不思議
第6章 落とす
終章 刑事の心得

著者等紹介

萩生田勝[ハギウダマサル]
1949年東京生まれ。都内の商業高校を卒業後、68年警視庁入庁。85年に警部補に昇進、警視庁捜査二課捜査係長を務める。担当した事件には、東海銀行秋葉原支店巨額不正融資事件、日本道路公団贈収賄事件、農水省構造改善局贈収賄事件、外務省内閣官房報償費詐欺事件など多数。02年に警視昇進、玉川警察署、昭島警察署の刑事課長を歴任。05年に警視庁捜査二課立川分室管理官に就任。07年8月、警視庁を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kakaka@灯れ松明の火

3
タイトル読みです!スプラッタと切ない話が苦手なので、前半は涙目状態でした。後半、第三章あたりから集中できました。奥さんとの馴れ初めは、そんなこともあるのかぁと。2010/07/25

ゲンゲン

1
いろいろなタイプの犯罪者の紹介は非常に興味深く読んだ。この著者の経歴を見ると高卒で警察にはいって最終的に警視にまで昇進しているところを見るとノンキャリアとしてはかなり仕事熱心で有能な刑事だったのだろうと推察する。2017/02/16

ceskepivo

1
犯罪の動機の種類は人それぞれ。でも、共通しているのは、どれもが「一時の自己満足」にすぎないということ。どんなに綿密に計画しても、えられるのは一時の自己満足であるので、結局は逮捕される。2010/05/24

meisyuu

1
前に刊行された「警視庁捜査第二課」の方がずっと面白かった。本の内容より、なぜ定年前の57歳で警察を辞めたのかが非常に気になった。2010/09/02

gkmond

1
仕事関連の部分は面白い。しかしその他の部分はもうちょっとなんとかならなかったのかと思う。そこまでひっくるめてなかなか興味深かった。2010/04/22

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