ちくま新書
サブカル・ニッポンの新自由主義―既得権批判が若者を追い込む

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480064547
  • NDC分類 304
  • Cコード C0236

内容説明

生き方のルールが変わった。個人の「能力」が評価軸の中心となった。だがそれは激しい競争へと私たちを駆り立て、マッチョであることを要求する。こうした新自由主義のモードが「サブカル社会ニッポン」を覆い、さまざまな「ねじれ」を生んでいる。ネット先進国たる韓国、米国の事例をも取り上げ、新自由主義がいかなるルーツを持っているのか、これに対抗しうる拠点はないのか、サブカルの可能性を見据えつつ、深く鋭く迫る。

目次

第1章 既得権批判―流動化と安定の狭間で(サブカル・ニッポンの不安な世代;約束の土地、終身雇用;自己啓発する宿命論者)
第2章 インターネットと反権威主義(改革の末路;理想としての「情報社会」;ハッカーとヒッピーの六八年)
第3章 サブカル・ニッポンの新自由主義(新自由主義の本質とは何か;競合する「人間らしさ」へ向けて;「見られること」から「見ること」へ)

著者等紹介

鈴木謙介[スズキケンスケ]
1976年生まれ。東京都立大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。現在、国際大学グローバルコミュニケーションセンター研究員。理論社会学を専攻。社会学や政治哲学の見地から、インターネットや若者文化を鋭く分析する。TBSラジオ「文化系トークラジオLife」ではメイン・パーソナリティを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。