ちくま新書<br> 公共哲学とは何か

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ちくま新書
公共哲学とは何か

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480061690
  • NDC分類 104
  • Cコード C0210

内容説明

人びとの間に広まるシニシズムや無力感、モラルなき政治家や経済人、やたらと軍事力を行使したがる大国―こうした大小さまざまの事態に直面して、いま「公共性」の回復が切実に希求されている。だがそれは、個人を犠牲にして国家に尽くした滅私奉公の時代に逆戻りすることなく、実現可能なものだろうか?本書は、「個人を活かしつつ公共性を開花させる道筋」を根源から問う公共哲学の世界に読者をいざなう試みである。近年とみに注目を集める「知の実践」への入門書決定版。

目次

第1章 公共哲学は何を論じ、何を批判し、何をめざすのか
第2章 古典的公共哲学の知的遺産
第3章 日本の近・現代史を読みなおす
第4章 公共世界の構成原理
第5章 公共哲学の学問的射程
第6章 グローカルは公共哲学へ向けて

著者等紹介

山脇直司[ヤマワキナオシ]
1949年青森県八戸市に生まれる。一橋大学経済学部卒業。上智大学大学院哲学研究科修士課程修了。1982年ミュンヘン大学にて哲学博士号を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。公共哲学ネットワークでも活動する
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感想・レビュー

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tetuneco

10
公共という言葉自体、すでに哲学的。2011/11/22

ネムル

7
明晰にして簡潔とは感じるが、教科書的というのかあまり面白味がない。2018/11/20

→chika

7
久し振りに良い読書ができた。こんな良識に溢れた本が新書として出版されていたなんて…。出会えたことにまず感謝だ。公共哲学か…。アレントやデリダが好きなこともあって、必然的に大切な概念だと思ってはいたが、これほど惹き付けられるとは。連帯したい。いや、その応答責任が私にはある。2015/08/27

かず

6
私は、常々、「社会における公共意識の未成熟状態」に危機感を感じている。これは、普通選挙制による大衆民主主義化による必然である訳だが、このまま放置しては、未来は「北斗の拳」のようになってしまうだろう(極論だが。)その理由は「哲学の不在」にあると考える。本書に言う「学問のタコツボ化」により、各思想を貫くバックボーンが無くなってしまったため、と考える。本書では、歴史上の様々な思想を取り上げ、「公共とは何か」を考察していく。公共とは、自己と他者を平等に尊重する姿勢から生まれる。そのためには「自分とは」(→)2015/01/16

D.Okada

6
筆者の提唱する「グローカル公共哲学」は興味深いものだった。「文化的歴史的多様性のなかで国家の枠組みを越えた人類の課題と取り組む」公共哲学、なるほど。そういう公共の在り方も必要だと感じる。2010/06/22

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