ちくま新書<br> 心療内科の時代

ちくま新書
心療内科の時代

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  • サイズ 新書判/ページ数 169p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059468
  • NDC分類 493.09
  • Cコード C0247

内容説明

長引く不況のなか「心が絡む体の病気」である心身症が増えている。この病をみるのが「心療内科」である。そこではどのような診断が行なわれているのか?どのような症状があれば受診するべきなのか?「心療内科」の歴史は古いが、この標榜科名が正式に認可を受けたのは一九九六年で、診療施設が増えたのはごく最近である。「精神科」「神経科」「神経内科」とも区別しづらい「心療内科」の実際をていねいに紹介・解説する。

目次

第1章 心療内科のケースから
第2章 心療内科の現状
第3章 心身症専門医としての心療内科医
第4章 精神科のプライマリ・ケア医としての心療内科医
第5章 心療内科の治療法
第6章 心療内科の時代

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やすらぎ

138
いくら経済が発展し医療が発達しても、人の心が病んでしまったら元も子もない。仕事や学校、家庭や友人関係による過重な心理的負荷、人と人との繋がりが減り、心、行動、体のバランスを崩す人は多い。不調が長期化すると病状も複雑化する。事実は消せないように、心に深い傷を感じてしまうと為す術もなく、自らを責めては逃げる。相談することも通院することも避けてしまう。…心療内科は1996年に正式に標榜科となる。時代の要請である。私も経験者であり、ある場面においては未だに悩む。しかし自らの存在を受け入れられるようにもなっている。2019/08/27

Humbaba

10
ただ身体が健康なだけでは,本当に健康とは言えない.心が病んでいる状態では,幸せになることはできない.身体と異なり,心の病は外部から容易に観察する事はできない.しかし,心の病は確実に存在するものであり,適切な対処をしなければどんどん悪化するものである.2012/02/25

山女

1
心療内科の扱う領域がいかに精神科や神経内科と異なっているか重なっているかがよく分かる。何でもかんでも心療内科、って思うのは間違いだけどそこが行きやすいのならそこから始めてもいいですよ、ってことのようです。2010/05/20

ハーブ

0
んー読みにくい 主張や解説が入り乱れてリズムがない 細かくはまとまってるけど読みにくい2015/11/22

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