ちくま新書<br> 現場主義の知的生産法

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ちくま新書
現場主義の知的生産法

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  • サイズ 新書判/ページ数 221p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480059406
  • NDC分類 509.5
  • Cコード C0234

内容説明

現場には常に「発見」がある!国内五〇〇〇工場、海外一〇〇〇工場を踏査した“歩く経済学者”が、現場調査の勘どころを初めて明かす。実際に行ったモンゴル二週間四〇社調査をケースに、海外調査のルートづくり、インタビューの要諦、調査結果のまとめ方など、その全プロセスを公開する。調査が終わったらとにかく早く形にする、整理はしない、現場は刈り取るだけではなく育てるもの、等々、IT時代だからこそ心に染みる、超アナログ知的生産のすべて。

目次

序 なぜ現場なのか
1 「現場」調査の準備編
2 いざ、現地へ―モンゴル二週間調査
3 結果をまとめる
4 生産性を上げる法
5 フィールドを育てる
結 「志」は現場で育つ

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県生まれ。71年成城大学経済学部卒業、76年同大学院博士課程修了。東京都商工指導所、専修大学助教授等を経て、現在、一橋大学大学院商学研究科教授。経済学博士。地域産業論、中小企業論が専門。商工指導所時代から一貫して「現場」調査をもとに研究・発表を続け、中国をはじめとするアジア諸国にも果敢に踏み出している。著書に『フルセット型産業構造を超えて』(中公新書、エコノミスト賞)、『空洞化を超えて』(日本経済新聞社、サントリー学芸賞)、『上海の産業発展と日本企業』(新評論、大平正芳記念賞特別賞)など
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

ito

42
地域産業論をテーマとした研究者である著者がフィールドワークから どのように論文、報告書を構築していくのか、実践的にまとめたもの。徹底した現場主義に貫かれた行動力に圧倒された。著者は定型化されたアンケートやデータ分析による報告書を批判し、現場でしか真実が見えないことを強調する。研究対象となる地域とは一生つきあっていく覚悟が求められる。全てが著者の経験で語られているため説得力があり、日本の地域政策や産業振興に一石を投じる良書である。2013/11/23

おらひらお

4
2002年初版。常に現場に出ている人間としては、気にならざるを得ないタイトルの本です。内容も充実しています。テレビを見ない。資料を整理しない。出張時の道具を減らす。締め切りの前倒し等々学ぶところも多くありました。あと、「本は『書く』ものではなく、『売る』ためのもの」だそうです。売ることを全く意識していない本(値付け等)も学術書では多くありますね・・・。2013/08/07

RED

2
実際に人に会って深く関わってみることの重要性を語っていた。以前、実地調査として地元の経営者の方々に話を聞きに行ったことがある。その時は十分な話を聞いたと思っていたが、その後のお礼や調査のまとめなど、今後の付き合いのことは1つも考えていなかったと反省させられた。2021/09/23

夕刻

2
理論やデータを学んできた身としては痛いところ。机上の空論ではなく、現場に赴きそこから情報を聞き出すことの重要性を説いている。2014/02/10

couichi

1
アカデミズムの視点からの産業研究のやり方が、切れば血の出るような熱い言葉で書かれている。今の現場主義、知的生産法に至るまでの試行錯誤もすさまじい。2015/04/15

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