内容説明
パソコン買ってはみたものの、インターネットは意外に不便なことだらけ、狭い書斎はマニュアルにＣＤ、コードやタップだらけ。そんなあなたに提案します、知りたいことを素早く見つける検索の極意、書斎のうまい整理法、ホームページ主宰の技術…。個人の「知的生産」のために、インターネットの弱点を踏まえ、利便性を最大限に引き出すコツを伝授します。
目次
１ 私のインターネット書斎放浪記
２ インターネット書斎のコツ
３ インターネット、ここが使える、使えない
４ 文系ホームページの挑戦
５ インターネットで本探し
６ インターネット読書の楽しみ
７ 新しいインターネット書斎のために
著者等紹介
紀田順一郎［キダジュンイチロウ］
１９３５年横浜生まれ。慶応義塾大学経済学部卒。評論家。克明な調査と幅広い知識で、近代史、出版論、書誌、言語とコンピューターなどの分野で旺盛な評論活動を展開、推理小説も手がける。ワープロもパソコンもインターネットも登場初期から執筆や調査に積極的に活用、その経験からユーザーの知的生産に役に立つ使い方やメーカーへの提言を重ねている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
285
インターネットを書斎のように使おうというのは今でこそスマホ、タブレットが出てきてより便利になったし、より当たり前になったけど、当時は斬新だったんだろうな。2017/04/22
chie
11
2002年に発行された本。タイトルと、著者のネームバリューに押されて買った。（古本屋さんで100円だった。）情報としては古くなってしまっているのかもしれないけれど、日本語というものを考える上では味わい深い一冊でした。同じタイトル、同じ著者で、17年後の現代版を作って欲しい。2019/02/08
ぴーまん
2
古い本で日々成長しているインターネット世界では通用しないと思ったが、かなや漢字での検索でこんなにも検索結果に違いが出るとは知らなかった。この本を読む前の先入観でインターネットによる読書管理だと思っていたが違っていたので、少し期待外れでした。2014/04/19
PYRRHUS
2
10年前の本ともなればネット環境に関する話はあまり参考にならない。インターネットにおける日本語の不便さが俎上に載せられているが、こちらは現在にいたっても改善されてない。「インターネットがすばらしい媒体になるのではなく、インターネットをすばらしいにすることが重要」なのは今も言えることだなぁ。2011/12/03
nononoise
1
古びているところは古びている内容だけど、日本語を検索するという難題はいまだ解決していない。とにかく刺激的。2015/03/01
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- 和書
- 鯨々 〈第１３号〉
