内容説明
多忙なこの社会では、働き盛りのビジネスマンに限らず多くの人々が、現在の不規則でバランスを欠いた生活習慣に、将来的な健康の不安を感じていることだろう。生活習慣病の恐ろしさは「合併症を招きやすい」という点で、実際、「生活習慣病が生活習慣病を呼ぶ」という図式が数多く見受けられる。ではこの深刻な現代病にはどんな予防法があるのだろう。糖尿病・高血圧症の臨床治療の第一線で活躍してきた著者が、長年の経験や聞き取り調査から確信した結論は、「和食と運動のすすめ」である。患者二〇〇人へのアンケートから生活習慣病になりやすいタイプを類型化し、生活習慣病にならないためのライフスタイルを提案する。
目次
第1章 生活習慣病患者一〇人の食生活、運動歴(こんな生活があぶない;快適習慣とたたかう ほか)
第2章 生活習慣病を防ぐ七つの秘訣―二〇〇人のアンケートから(生活習慣病が生活習慣病を呼ぶ;諸悪の根源は肥満 ほか)
第3章 生活習慣病を防ぐ“運動のすすめ”―理論編(運動の効果を正しく理解しよう;肥満と運動 ほか)
第4章 生活習慣病を防ぐ“食生活”―実践編(誰にも出来るONE DAY食事戦術;徹底検証「日本人の昼定食」)
著者等紹介
田上幹樹[タガミモトキ]
1945年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、同大学第三内科入局。現在、東京都教職員互助会三楽病院第三内科部長。20年以上にわたり、糖尿病および高血圧症の臨床治療の第一線で活躍
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