内容説明
英語上達の最後の難関は「発音」。「日本語にはない音が英語にはたくさんあるから、とにかく正確な音をネイティヴやCDをたよりに一つ一つ覚えなければならない」と思いこんではいませんか?しかしそうやって覚えた音でほんとうに通じるかどうかは確かめようがありません。結局はbelieveをビリーヴとカタカナ発音で言ってしまうのです。これからはそんな努力は不要。あなたが毎日使っている日本語のなかの音をそのまま英語に使える方法があります。本書は日本語のなかの発音の素を確認し、英語に応用する日本で初めての方法を紹介します。
目次
序章 日本語人と発音問題
第1章 通じる発音の科学
第2章 日本語人の発音獲得技術
第3章 理想のコトバ発音法
第4章 日本語会話発音と対応新カナ表記
第5章 新カナ・英語発音の実際
新カナ基本語発音辞典―付・会話篇
著者等紹介
斉藤厚見[サイトウアツミ]
1950年東京生まれ。専修大学卒業。中学生のころアメリカ軍人家族との交流から英語に接する。音感には自身があり「耳」は並以上と自認していたものの、簡単には聴き取れず、またすぐに忘れてしまう音に接して視覚情報である発音記号の重要性を痛感。国際演劇際を通じてベンガル語における発音と文字の整合性を知り、発音音符としてのカタカナの改良の研究に着手、その成果「新カナ」を産能大学通信教育で実践した。現在、外国語教育における画期的な方法として注目されている
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