内容説明
生と死、富と貧困、伝統と最先端が同居し、日々変転しつつ圧倒的なエネルギーを放つ国、インド。いま注目のこの国を縦横無尽に味わいつくすには、「どこで何がいくら」式の体験ガイドだけでは物足りない。オリジナルな旅をプロデュースするのに必要な基礎知識と、本当に役に立つ情報、インドの人と社会を知るための鋭い切り口満載の、読みごたえたっぷりの骨太な旅案内。
目次
1 インドへ行きたい!(豪華で安上がりな旅をしよう;「におい」・音・眼がインドのリトマス試験紙だ;病気は恐くない ほか)
2 インドはこう歩こう(まず自分の足で歩いてみよう;サイクル・リクシャー;鉄道の旅は楽しい ほか)
3 ここに行き、これを見よう―絶対に訪れたい観光地(栄華・衰退・発展―イギリス支配の名残と現代大都市;華開くイスラーム文化;藩王国の栄華―王宮の生活 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KJ
4
インド=貧乏旅行という発想から疑う。経済が発展すれば抱える問題も似通ってくる。固定概念を捨てる事から始めなければ自分独自の旅は手に入らない。人間の生と死。貧富の差。社会の差別。匂いと音に満ち溢れ激しいコントラストが存在するインド。旅人はインドを鏡として捉え旅を通して自分自身を考える。何が起こるか分からないからこそ計画に縛られず心に余裕を持った旅を心掛けたい。危険に対する認識も重要だ。多様な宗教が混在し幾多の外国人渡来の歴史を持つインドには場所毎に多彩で豊かな表情がある。人間と遺産の魅力を味わいに訪れたい。2021/12/30
kusomatsu
1
インドに行くなら必読
沢庵(たくあん)
1
写真なし。でも観光スポット解説。イメージがつかめない。2010/02/22