内容説明
「英文法」がややこしいのは、説明の仕方が不正確だからである。論理をきちんと整理すれば、とても面白くすごく役に立つ!そのためにはまず、動詞のカテゴリー(スタイル・ムード、テンス・アスペクト、ヴォイス)をきちんと定義し、語形と語法を混同しないこと。これが条件である。構えができればあとは簡単。文法最難関の仮定法も、本書はすっきり明快に説明してみせる。頭をクリアーにするための極めつきの入門書。
目次
序章 英文法の基本―動詞の活用
1 命令法は幅広い―命令法の新定義
2 現在って、いつのこと?―定言現在
3 過去にもいろいろある―定言過去
4 助動詞は過去でも今の気持ち―概言の助動詞
5 仮定法はむつかしくない―条件文と帰結文
6 「未来」があるとすれば―不定法
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てながあしなが
3
塾の合間にちびちび読んだが、イマイチ。定言と概言の区別や、過去/非過去のテンスの区別は確かにわかりやすいが、だからといって新規性があるわけでもない。英語が苦手な人はこれを読まないだろうし、得意な人にとっては物足りない内容ではなかろうか。2018/02/27
c3po2006
1
★★2015/01/21
ななえもん
1
文法の復習として。学校英語への批判があって、少し「うわっ」と感じた。けれど定言(be動詞や一般動詞の文)と概言(助動詞を含む文)の区別は明快で分かりやすい!2012/11/29
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