ちくま新書<br> 民俗学への招待

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ちくま新書
民俗学への招待

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480056641
  • NDC分類 380.1
  • Cコード C0239

内容説明

なぜ私たちは正月に門松をたて雑煮を食べ、晴れ着を着るのだろうか。雛祭りやクリスマスなどの年中行事。富士講などの民間信仰。震災とユートピア。真夏の夜を賑わせる幽霊や妖怪たち。「トイレの花子さん」や「メリーさん」と呼ばれる老婆など、超高層ビルの片隅で生まれては消える都市のフォークロア。民俗学のまなざしから見えてくるものはいったい何か。柳田国男、南方熊楠、折口信夫、渋谷敬三などの民俗学研究の豊かな遺産を受け継ぎながら、世相の根っこから掘り起こされた日本人の文化の深層を探る、現代人のための民俗学入門。

目次

第1部 民俗学のまなざし(正月の神々―睦月・如月;震災とユートピア―弥生・卯月;富士信仰―皐月・水無月;幽霊と妖怪―文月・葉月;都市のフォークロア―長月・神無月;民俗学と世相史―霜月・師走)
第2部 日本文化へのアプローチ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

燃え尽きタコ

31
当時の出来事と絡めながら小分けにされた様々な話題の自論や他論を書いていく本。もう少しオカルト要素が強いかと思ったら、そんなことはなかったが普通に面白かった。 個人的に過去の風習や文化の蘊蓄と、それが現代でも形を変えて生き残っている実例などは面白く。著名な民俗学者の考え方や民俗学とはのような部分はつまらなく感じた。2024/02/19

翔亀

11
坂東眞砂子「死国」で興味をもった民俗学の手近な本として手に取った。一見この個々2ページの短編エッセイは、日本人の習慣・風習のトリビアのようでいて、通読すると、柳田国男・折口信夫・南方熊楠・渋沢敬三といった先駆者の対立点までもが浮かび上がってくるとともに、日常の習慣・風習の中に今は忘れられたが、実はそこに込められていた豊かな<思想>(理性とは違う思い)を想い起してくれる。柳田の限界も指摘されているが、丁度、角川文庫で注・解説を新たに付した新版が今年続々出ているようで、改めて柳田に取り組みたくなった。■882013/12/08

wimp

5
大学のレポート作成にあたって読んだ本。どの本を読んでも民俗学は分かりにくいと思ったけど、この本は招待というだけあって身近なことに焦点が当てられていて読みやすかった。昔から今まで続いてることの起源や由来などなかなか興味深い内容もチラホラと見受けられた。2015/07/03

にゃん吉

4
民俗学の視点から、日常的な物事を歳時記的に紹介する新聞連載をまとめた第1部「民俗学のまなざし」と、柳田国男、折口信夫ら斯界の泰斗の説を引きつつ、日本文化に対する多元的視点による理解を説いた第2部「日本文化へのアプローチ」の構成。第1部は、阪神大震災、オウム真理教事件、学校の怪談といった連載当時の時事に関わる話も多く触れられています。全般に、読みやすく、さっと興味深く読めました。   2023/11/28

たろーたん

4
小話の寄せ集めみたいな構成だった。ちょっと面白かったのは、日本の怖い話は小中学校で、特にトイレに関する者が多いらしい。花子さんとか赤い紙・青い紙とか。対して、アメリカ民俗学者によると、アメリカのホラーは学校よりも大都市空間そのものが舞台になるものが多かったらしい。乗ったらどこに連れていかれる分からないタクシーとか。他にも、車、高速道路、コンビニ、独身寮など。この違いはどこから来るのかな。2023/02/03

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