内容説明
幼冲の天子は、いかにして大帝となったのか?誕生から崩御まで幕末・明治史のなかにその生涯を跡づけ、近代天皇制の成立と構造を探る、力作書きおろし評伝。
目次
第1章 1912年暑い夏(「明治、ゼ、グレート」;米価暴騰;7月の天皇;「崩御」;天皇機関説;桂太郎内大臣兼侍従長;明治神宮と伏見桃山陵 ほか)
第2章 幼冲の天子(誕生・賀茂の水と船鉾町;二百石の公家;神武陵はどこか;孝明の死・睦仁践祚;天皇の知らぬ「密勅」 ほか)
第3章 親政運動(大坂親征;宮廷改革と「天子」;「一世一元」と「女官総免職」;西南戦争と天皇の反抗;教育論争・伊藤対元田 ほか)
第4章 一等国への道(岩倉具視の不安;14年の政変;明治天皇制の2つの側面;第3皇子の不運;皇室典範;日清と日露 ほか)
第5章 乃木伝説(「予、半信半疑す」;乃木の苦衷 ほか)
明治天皇年譜