内容説明
留学や海外生活の経験なし、ネイティブに教わったこともない。それでも、努力と工夫で同時通訳者になった!高校の英語教師から30代で通訳者に転身、放送通訳・会議通訳のトップ・プロとして活躍する著者が仕事の魅力、生活の中の英語上達法を紹介し、夢をあきらめないことの大切さをあなたに伝える。
目次
通訳はどんな仕事か
通訳学校で絞られる
駆け出しの頃
通訳になる前の英語勉強法
海外出張
放送通訳との出会い
衛星放送元年
通訳学校の生徒たち
キャリア・ビルドアップとスランプ脱出法
よりよいコミュニケーションのために
通訳の生きがい
生徒たちへ
著者等紹介
新崎隆子[シンザキリュウコ]
1951年大阪生まれ。神戸大学文学部卒。青山学院大学大学院にて修士号取得。博士課程在学中。会議通訳者、放送通訳者として活躍。また東京外国語大学大学院講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ペルー
25
【再読】随分以前に読んだが、ぽつぽつ覚えている以外ほとんど忘れていた。しかし年月がたっている分、内容の受け止め方は違っていたと思う。彼女が幼い息子さんを亡くしていたことはすっかり忘れていた。涙が出た。こういう、女性の活躍を知れるものは、元気をもらえる。仕事をしっかり頑張ろうという気持ちにさせられる。2016/05/25
hide
3
週末に講演をお願いしている著者を紹介するために読み始め、エピソードに付箋をつけていたが、後半は自己啓発のキラキラした部分に付箋している自分に気づいたとき、週末にお会いできる喜びに感謝。仲を取り持ってくれた友にも感謝。2015/05/22
beegirl
2
温かさと厳しさ、ユーモアのあるお人柄が伝わって来ました。必死に勉強される中でどう失敗してそれを克服したか、十分に理解して身につけていらっしゃるのだと、実感しました。夏樹ちゃんのことを心に置きながら頑張るお姿。涙が溢れました。通訳だけでなく、何をするにも頑張ろう!と思う勇気を与えて頂いた、ありがたい一冊です。2015/11/06
栗須
2
自分にとっては別に、大した本じゃなかったんだけど。とにかく努力して生きてきました、ってこと。大学で英検1級をとったんだから、才能だってあったんだろう。通訳学校に通っていて、通訳には向いていないから代わりに下のレベルの通訳の先生になったらと言われた、って十分すごいと思うんですけどね。 アマゾンレビュー読んでたら、次々に降りかかる苦難を乗り越えて…みたいに書いてあったけど、悲劇は最初だけだった。女性が夫の転勤で仕事をやめないといけないと思わないでください、のところがおかしいね。2014/12/02
Harumi Nakabayashi
1
作者の一言一言になぜか感動してしまった。内容もさることながら、言葉の選び方一つで書いてある内容の印象が変わるものだと実感。最後は感動して思わず泣いてしまった。2011/08/20