内容説明
ウシにモーツァルトを聴かせるとお乳の出がよくなる。味噌にはヴィヴァルディ、パンにはベートーヴェンを聴かせると熟成が活発になる。そのワケは?フランスの物理学者・ステルンナイメール博士は、まったく新しい量子力学の理論を構築、分子生物学と結びつけることによって、そのナゾを解き明かす。それは、生体内のタンパク質が音楽性を秘めているからだ、と。タンパク質と音楽…およそ関係がないように見えるこの二つの間に、いったいどんな秘密が隠されているのか。
目次
第1章 あるシンクロニシティ
第2章 “タンパク質の音楽”への道
第3章 潜在能力を発揮する生き物たち
第4章 音楽の解剖学
第5章 音楽から色彩へ




