著作権法コンメンタール〈3〉91条~124条・附則・著作権等管理事業法

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  • サイズ A5判/ページ数 904p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326402540
  • NDC分類 021.2
  • Cコード C3032

出版社内容情報

わが国の研究者、弁護士、裁判官、文化庁・音楽・放送業界・芸団協の著作権担当者の90人の執筆者が総力挙げて、著作権法、附則、著作権法等管理事業法の全条文を網羅し、総頁3000頁にもわたる本邦初の大コンメンタール。

デジタル時代を迎え激流の中にある著作権法の百出する議論を踏まえ、考えられるあらゆるケースについて解説する。単なる条文解説にとどまらず、立法の経緯や条約との関係、外国の立法例にも言及し、あらゆる文献や判例を参照しつつ、契約実務、権利者団体等による処理実務などの実務の扱いにも目配りした。これからの法を創造、リードし役に立つ現場対応型のコンメンタールである。著作権法の到達した最高研究水準をさらに高め、浸透している実務刊行を幅広く取り上げ、研究、実務に大きく裨益する。

各巻の構成
1巻 1条~22条の2
2巻 23条~90条の3
3巻 91条~124条、附則、著作権等管理事業法

[関連書]
加戸守行 『著作権法逐条講義(五訂新版)』(著作権情報センター 2006)

はしがき
凡例
本書の特色


第4章 著作隣接権

 第2節 実演家の権利
    91条 録音権及び録画県
    92条 放送権及び有線放送権
    92条の2 送信可能化権
    93条 放送のための固定
    94条 放送のための固定物等による放送
    94条の2 放送される実演の有線放送
    95条 商業用レコードの二次使用
    95条の2 譲渡権
    95条の3 貸与権等
 第3節 レコード製作者の権利
    96条 複製権
    96条の2 送信可能化権
    97条 商業用レコードの二次使用
    97条の2 譲渡権
    97条の3 貸与権等
 第4節 放送事業者の権利
    98条 複製権
    99条 再放送権及び有線放送権
    99条の2 送信可能化権
    100条 テレビジョン放送の伝達権
 第5節 有線放送事業者の権利
    100条の2 複製権
    100条の3 放送権及び再有線放送権
    100条の4 送信可能化権
    100条の5 有線テレビジョン放送の伝達権
 第6節 保護期間
    101条 実演、レコード、放送又は有線放送の保護期間
 第7節 実演家人格権の一身専属性等
    101条の2 実演家人格権の一身専属性
    101条の3 実演家の死後における人格的利益の保護

 第8節 権利の制限、譲渡及び行使等並びに登録
    102条 著作隣接権の制限
    102条の2 実演家人格権との関係
    103条 著作隣接権の譲渡、行使等
    104条 著作隣接権の登録

第5章 私的録音録画補償金
    104条の2 私的録音録画補償金を受ける権利の行使
    104条の3 指定の基準
    104条の4 私的録音録画補償金の支払の特例
    104条の5 製造業者等の協力義務
    104条の6 私的録音録画補償金の額
    104条の7 補償金関係業務の執行に関する規程
    104条の8 著作権等の保護に関する事業等のための支出
    104条の9 報告の徴収等
    104条の10 政令への委任

第6章 紛争処理
    105条 著作権紛争解決あつせん委員
    106条 あつせんの申請
    107条 手数料
    108条 あつせんへの付託
    109条 あつせん
    110条 報告等
    111条 政令への委任

第7章 権利侵害
    112条 差止請求権
    113条 侵害とみなす行為
    113条の2 善意者に係る譲渡権の特例
    114条 損害の額の推定等
    114条の2 具体的態様の明示義務
    114条の3 書類の提出等
    114条の4 鑑定人に対する当事者の説明義務
    114条の5 相当な損害額の認定
    114条の6 秘密保持命令
    114条の7 秘密保持命令の取消し
    114条の8 訴訟記録の閲覧等の請求の通知等
    115条 名誉回復等の措置
    116条 著作者又は実演家の死後における人格的利益の保護のための措置
    117条 共同著作物等の権利侵害
    118条 無名又は変名の著作物に係る権利の保全

第8章 罰則
    119条
    120条
    120条の2
    121条
    121条の2
    122条
    122条の2
    123条
    124条

附則

    1条 施行期日
    2条 適用範囲についての経過措置
    3条 国等が作成した翻訳物等についての経過措置
    4条 法人名義の著作物等の著作者についての経過措置
    4条の2 削除
    5条 映画の著作物等の著作権の帰属についての経過措置
    5条の2 自動複製機器についての経過措置
    6条 公開の美術の著作物についての経過措置
    7条 著作物の保護期間についての経過措置
    8条 翻訳権の存続期間についての経過措置
    9条 著作権の処分についての経過措置
    10条 合著作物についての経過措置
    11条 裁定による著作物の利用についての経過措置
    12条 登録についての経過措置
    13条 出版権についての経過措置
    14条  削除
    15条 著作隣接権についての経過措置
    16条 複製物の頒布等についての経過措置
    17条 権利侵害についての経過措置
    18条 罰則についての経過措置

著作権等管理事業法

第1章 総則
    1条 目的
    2条 定義

第2章 登録
    3条 登録
    4条 登録の申請
    5条 登録の実施
    6条 登録の拒否
    7条 変更の届出
    8条 承継
    9条 廃業の届出等
    10条 登録の抹消

第3章 業務
    11条 管理委託契約約款
    12条 管理委託契約約款の内容の説明
    13条 使用料規程
    14条 使用料規程の実施禁止期間
    15条 管理委託契約約款及び使用料規程の公示
    16条 利用の許諾の拒否の制限
    17条 情報の提供
    18条 財務諸表等の備付け及び閲覧等

第4章 監督
    19条 報告徴収及び立入検査
    20条 業務改善命令
    21条 登録の取消し等
    22条 監督処分の公告

第5章 使用料規程に関する協議及び裁定
    23条 協議
    24条 裁定

第6章 雑則
    25条 適用除外
    26条 信託業法の適用除外等
    27条 文部科学省令への委任
    28条 経過措置

第7章 罰則
    29条
    30条
    31条
    32条
    33条
    34条


著作権等改正一覧
事項索引
判例索引

執筆者紹介

内容説明

条文解説にとどまらず、あらゆる文献や判例、立法の経緯、他国の立法例や条約、重要論点、実務にも目配りする。3巻では、著作隣接権、私的録音録画補償金、紛争処理、権利侵害に関わる著作権法第91条~第124条、附則、著作権等管理事業法を取り扱う。

目次

第4章 著作隣接権
第5章 私的録音録画補償金
第6章 紛争処理
第7章 権利侵害
第8章 罰則
附則
著作権等管理事業法

著者等紹介

半田正夫[ハンダマサオ]
1933年北海道札幌市に生まれる。1956年北海道大学法学部卒業。現在、青山学院院長代行・常務理事、青山学院大学名誉教授、法学博士、弁護士

松田政行[マツダマサユキ]
1948年東京都杉並区に生まれる。1972年中央大学法学部卒業。現在、青山学院大学法科大学院客員教授、中央大学法科大学院客員教授、法学博士、弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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