ちくまプリマーブックス<br> 海賊たちの太平洋

ちくまプリマーブックス
海賊たちの太平洋

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19X13cm
  • 商品コード 9784480041425
  • NDC分類 K230
  • Cコード C8332

内容説明

大航海時代、マゼランによってはじめてその実体があきらかにされた太平洋を、わがもの顔であばれまわったふたりの大海賊がいた。その名を、フランシス・ドレーク、ジョージ・アンソンという。当時、勢力をのばしつつあったスペインの植民地や交易船を奇襲、略奪をほしいままにした。しかし彼らの海賊行は、死者続出の悲惨きわまる航海でもあったのだ。海にロマンを求めて旅立っていった男たちの帆船物語。

目次

第1章 太平洋への道
第2章 太平洋の実体
第3章 ドラゴン、太平洋にあらわる
第4章 スペイン王の宝船
第5章 世界周航者たちの太平洋
第6章 ホーン岬沖の嵐
第7章 アンソン海賊行
第8章 南シナ海の海戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kaze

12
マゼランがどうやって「太平洋」を「発見」したのか。当時のスペインとイギリスの関係なども踏まえて、海賊たちの活動。スペイン側から見ればイギリス人は海賊だろうけれど、南米や東南アジアの民からしたら、スペインこそが海賊だろうよ。とはいえ、当時の船旅の過酷さ、それに比例する新航路発見の喜び、報酬の莫大さ。一か八かの大冒険に駆り立てるには十分だ。この時代の航海や海賊のモチーフが形を変えつつ様々な物語に取り入れられて来たのもわかる。ロマンはある。確かに。2022/12/05

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